もう祖母のことは書かないつもりで

あったが、もう少し付き合ってほしい

 

祖母は100歳まで生きたが最後の

大腿骨を骨折するまでは健康で元気だった

歳相応に忘れっぽくはなっていたが

認知症ではなかったしデイサービスなど

利用していて楽しい老後を送っていた

祖母の元気の源は食事や運動ももちろんだが

女として生きるのを諦めていなかった

 

若い男の子が家に来るといつの間にか化粧

をしていたりポーンドモ〇ルンリンクルに

電話して試供品を試そうとしたり(母が

さすがにやめさせたらしい)。

 

また年の暮れに持病の喘息がひどくなり

救急車を呼ぶこととなって、救急隊員が

「おばあちゃん大丈夫?」とベッドから

お姫様抱っこで担架に移してもらっている

時の祖母のうれしそうな顔ときたらニヒヒ

「ニヤリ」としたのを私は見逃さなかった。

 

本当にエロばあさんだ。でもかわいいエロで

見ている私たちはまた1つばあさんの逸話

が増えた。くらいに思っていた。嫌悪感は

無かった

こういう出来事の1つ1つが心の若さを

保つ秘訣なのかもしれない。

異性や友人に関心を持つモチベーション

も歳と共にだんだん弱くなってきていて

面倒になってくるのだ。

祖母の振る舞いを見ていて「ババア、スゲー」

と妹たちと感心したものだニヤニヤ

 

またデイサービスに1日おきに行っていて

デイサービスの日は必ずお化粧をし玄関で

迎えの自動車を待つのがルーティーンに

なっていて毎回運転手が若い男の子で

とても優しく祖母に接してくれていたので

最初の頃はデイサービスに渋々行っていた

のに運転手が若い男の子とみるやいそいそと

デイサービスに行くようになったデレデレ

たまたまその男の子がお休みで他の人が

迎えに来ると不機嫌になったりしていた

困ったおばあちゃんだ。

 

入院してしまうまでは1、2カ月に1度は

少ない髪であったが床屋に行って白髪を

染めていたし、汚くないように出来る限り

服や化粧など身だしなみに気を使っていた

 

おしゃれは重要だ。

 

昨日の食事

朝:雑穀米1口、みそ汁、水分

昼:雑穀米1杯、筍、目玉焼き

夜:筍(まだ終わらない)、帆立、サラダ、いちご

酒:ワイン1本