以前勤めていた会社での出来事で
随分と時間が経つのにたまに脳裡を
よぎり悔しくて心がザワザワする
ことがある。
週に3、4日、1日4、5時間のパート
で仕事内容は簡単な入力作業だったが
共に働いている人が余りにも個性が
ありすぎて大変だったのは以前にも書いた
50代の女性社員のことだ
この人は個性といえば個性だが
とにかく日本人の美徳といわれる
「忖度」が0%の性格と物言いで
自分が人からどう思われても全然
関係ないし嫌われても平気という人だった
なのでその人と話したり仕事をしたり
する時は私は細心の注意を払って地雷を
踏むことなく過ごすのに汲々としていた
ある時、出勤日の曜日にいつも通りに
パートに行き「おはようございます」と
あいさつし、自分の机につくと
「あ~やっぱり来ちゃった」とその社員が
私を見て言った
何のことか分からずにいると
「今日は仕事が薄いから帰って」と
言い放った
マザーファッキンだ
会社に出社する前に電話連絡などの
手段があっただろうに・・
聞き間違いかと思ったがまわりの人の
表情で「帰れ」と言われていると分かった
私の上司でもないし仕事が無いから帰れ
と言う権利はあるのだろうか。
昔の私なら「は?どういう事ですか」
くらいは言い返していたのだろうが
病気になって手術や治療、後遺症など
経験してから私は何もかも受け入れる
ようになっていて「じゃあ帰ります明日来ます」
と言い素直に帰った。
シーンとした事務所から出て行く時の
他の社員の申し訳なさそうな顔ときたら
朝起きてお弁当を作り化粧して車で会社まで
行った私の貴重な時間を思い、帰りの車の中で
悔しくて涙が出てきたが、会社まで20分程
ドライブしただけだと心を切り替えた。
病気をしてから辛抱強くなり我慢できる事が
増えたと自分を励ました
でも今も記憶に残り心が痛くなるのが癪にさわる
パワハラをした方は記憶にも無いだろうが
された方は長い間傷が残るのだな。
昨日の食事
朝:みそ汁、水分
昼:雑穀米1杯、野菜の煮物、海苔
夜:さわら1/4切、レタス、みかん
酒:ワイン1本