会社ネタが続いた。

それで思い出した昔の事などを少し

 

昔勤務していた小さな設計事務所では

皆、喫煙者で朝1番に私が行うのは

皆の灰皿を集めて吸い殻を専用の缶に捨て

灰皿を洗い、配るのが日課だった

その会社には私を含めて女性が2人いたが

2人とも喫煙者だった。

なので図面を書きながら考えたりする時には

煙草が手離せなかったし今では考えられないが

自分の机の上に灰皿があり事務所の中は

紫煙でモクモクしていた。

受動喫煙などという言葉自体が無かった頃だ

すごく懐かしい気がする

1日1箱くらいは吸っていた

 

今は加熱式タバコを吸っているが今でも

紙タバコを吸っている夢を見る

 

道路などで車ですれ違うオジサンたちが

くわえ煙草をして運転しているのを見ると

うらやましくなる。煙草に対する煩悩が

大き過ぎるのだと思う

 

がんに煙草は絶対に悪いのは主治医に

最初に言われた言葉だ。

「この病院から出る時に煙草とライターを

捨てていってください」はっきりと

言われた。

この日に車の中で1本煙草を吸って以来

紙タバコは吸っていない。

 

よくよく考えると煙草を吸う罪悪感と

がんが再発する恐怖感に汲々としている

事に気が付いた。

病気になってから「死」はあまり怖く

なくなり、何におびえているのか

よくよく考えると「老い」「老化」

のプロセスが怖いのだと分かった

人間が死に向かい老いてゆく中で

あそこが痛いとか、食べられないとか

若い頃の自分と比較し悲観的になる

 

「老い」を認めるのはイヤだが実際に

死に向かって生きているのだから

紙タバコくらい吸ってもいいかな等と

思ったりしている。小心者なので

実行できないが・・・。

 

昨日の食事

朝:雑穀米1口、水分

昼:雑穀米1杯、なすの揚げびたし

夜:鮭半分、せり、バナナ

酒:ワイン1本