猫のふじこが亡くなって1週間。

私の家と隣の妹と母の家の裏庭で

子猫の鳴き声が聞こえた。まさかの幻聴かと

思ったが、近所の人も子猫がどこかにいると

捜したが姿が見えない。

2、3日捜したが近くにいるのは確実だが、

人間を恐れているのかどこかの植木の繁みに

隠れている。

 

夏だったので、寒くはなかっただろうが

もう何日もごはんを食べていない。

 

4日目の朝、夫が朝もう1度捜しに行くと

子猫は自分から夫の手に乗って来たらしい。

 

よかった。

キジトラの小さな子猫。

目は目ヤニでいっぱい。猫風邪もひいていて、

足や耳に所々ハゲがある。

キャリーケースに隔離して病院に行った。

のんのん(白黒)が1匹でいたのはたった1週間だった。

 

病院に行くと、名前を聞かれ当然「ふじこ」と

答えた。

 

獣医さんの話では私の家も妹の家も猫を飼って

いるのは近所中が知っているので、たぶん飼ってもらう

ことを期待して、誰かが置いていったのだろう。

とのこと。もちろん捨て猫に会ったら見捨てない自信は

あるが、無責任な人間に捨てられ、3日間も不安で

寂しくて想像するとかわいそうでならない。

 

風邪をひいていて、ノミもいた。

しばらく、隔離しケージの中で生活してもらった。

 

病院から帰り、離乳食を食べ、やっと安心したのか

私の手の中で眠ってしまった。

きっと私が寂しくないように、ふじこがキジトラの

子猫を届けてくれたのだろう。

 

子猫のお世話は大変だが楽しかった。

術後、仕事も辞めていたし、面倒を見る時間は

たっぷりとあった。

ふじこは日に日に元気になり、ノミもなくなり

良く食べた。

だが猫風邪のウイルスは体に残ったままで

鼻が悪く、ブーブー言っている。

これは今でも治らないし、鼻水を垂らしている時もある。

キジトラはカムフラージュ柄なので、たまに見つけにくい時

があるが、家のふじこはブーブー言うので、すぐどこにいるかわかる。

保護してよかった。。

 

昨日の食事内容

朝:餅1個、コーヒー等水分

昼:おにぎり1個と野菜のおかず

夜:牡蠣の鍋物(おちゃわん2杯)、みかん

  ワインいっぱい。