23歳で亡くなってしまった猫のことを

毎日、思い出し泣いてばかりいた。

目が埴輪みたくなって、まわりに心配を

かけていたが、1週間後、義理の弟が

動物病院で里親をさがしているから

見に行くだけでも行って来たらと薦めてくれた。

が、別れがつら過ぎてもうほかの猫は飼うことはない

と思っていた。

 

その日は偶然夫も仕事がお休みだったので、

子猫でも見て気をまぎらわせようと軽い気持ちで

動物病院に行ってみた。

受け付けで子猫のことを聞き、すぐに合わせて

もらった。

 

やばかった。可愛すぎる。子猫の破壊力はハンパない。キューン

そりゃそうだ23年も子猫を見ていない。

かわいいはずだ。

白黒の2匹、姉妹猫。

1分もしないうちに離乳食のやり方を獣医さんに

教わっている私爆  笑

 

1匹は鼻の下にチョビひげまである。

妹に言わせると不細工猫だと言うが、

私には天使2匹にしか見えない。

そっと抱っこした時の小ささと温かさ。涙が出そうだ。

 

この子たちはジュースの自動販売機の近くに

靴の箱に入れられ捨てられていたそうだ。

すぐに拾われ動物病院に保護されたそうだ。

逢えてよかった。

まだ1カ月くらいだったので、少し病院に入院し

我が家に来ることになった。

 

この動物病院はとても親切で、預かり料金も

ごはん代も一切発生しなかった。

後々、7年後にこの病院にお世話になることになる。

 

チョビひげの子はのんのん。鼻がピンクのひげなしの

子がふじこ。

顔を見ていたら日本的な名前しか浮かばなかった。デレデレ

 

最近の体調など。

寒くなってくると手術跡がシクシク痛み

胸腔に空いた穴の跡が乾燥し痛痒い。

冬はだいたいそうだ。ボディローションなどの

洒落たものでなく、私はオロナインを真っ白に

なるくらい塗っている。

オロナインの匂いが子供のころを思い出させる。

腹の傷は痛むことより、腹筋も多分切っているので

つることの方が多い。これが地味につらい。

「イタタター」と声が出る。

慣れるしかない。