少し前のことですが、何となくだるいし夜咳が出るので、去年も罹った夏風邪の薬を出してもらおうとクリニックに行ったら、その場で検査されてコロナだと告げられました。「これをすぐに三錠飲んで、五日間家で絶対隔離」と言われ、ゾコーバという薬を出されました。幸いカミさんは6度目のワクチンをしたばかりだったし、息子は会社を休む正当な理由だと、喜んで毎日外出していました。しかし私の症状は軽い風邪並みで、翌週には前から約束してあった古い友人たちと四国に2泊3日でゴルフ行ったりした次第です。

 考えてみるとパンデミック状態だった初期のコロナウイルスも3年かけて学習し、宿主を殺してしまっては身もふたもないことに気づいたようで、感染力こそ強いけれど宿主の重病率致死率は軽減させてきたようです。DNAはあるけれど自身で繁殖できないウイルスは、生物に寄生してその代謝系を利用して繁殖する半生物なので、それがコロナDNAの賢い選択なのでしょう。

 

 ということで、夏休みの孫たちと伊豆高原大室山のグランピングへ行ってきました。

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 ホテルや旅館と違うちょっと豪華なテント形式のグランピングも一度泊まってみたいと思っていたのですが、老夫婦だけでは何となく行きづらく、そんなとき夏休みを持て余していた孫一家と需要と供給が一致した結果でした。BBQ後の炙ったマシュマロも美味しかったけれど、リフトで登って一周歩いた大室山山頂からの景色は素晴らしく(大島が太平洋に浮かんで観え、反対側には夏富士が屹立している)、行ったことのない人にはお勧めの場所です。

 

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