投資のいろは(出来高について) | ぶらっくまーさん

投資のいろは(出来高について)

本日は後場直前に先物に強烈な買いが入りました。

 

これはモルガンスタンレーの指数に関してのリバランスがあったためのようです。出来高自体も本日は7兆円を超えて8兆円弱という大きな出来高でした。

 

セクター的にも全33業種が上昇しました。もしかすると今月17日以降のやや強めの下落局面で頻繁に売買する個人の方々が最終的に持ち株や信用買いを投げて上値が軽くなったことも要因のひとつかと見ています。

 

市場を取り巻く環境はまだら模様という言葉が正にふさわしいように思えます。アメリカの24年1QのGDPについては個人消費の落ち込みが市場の想定以上だということで下方修正されました。この辺り、このブログでも以前からお伝えしていたことですけれどチェックをされていたでしょうか。

 

 

こちらは日経平均日足の3ヶ月チャートにボリンジャーバンドを重ねたものです。ローソク足が基準線に絡みつくような動きになっています。バンドがどんどん縮んできています。本日NY時間の指標次第ですが、それを超えるともう6月のMSQまで市場を動かすイベントは無いように思われます。

 

依然として上を目指せるような状況にはありません。需給はあまり良くないです。出来高は盛り返しつつありますが、市場を動かすエネルギーを感じられません。

 

組成しているポジションに使っているオプションで言うとP37500円が最もプレミアムがついています。既に日本市場は閉じましたが、ナイトセッションが終わると月曜日までの間にかなりプレミアムが剥落してくると思います。

 

ここからは今月の読みが当たったことをいつまでも引きずるのではなく、6月のイベントを上手く乗り越えるために出来るだけのことをする、そしてそのイベントで大きく日経が動いた時に押し目を作った個別銘柄を買うために今度は個別銘柄も見ていこうと思っています。今保有している銘柄もファンダが良く配当も出しているのでそんなに下落しないのですが、かといって私が想定していたほどには上昇もしていません。そこらへんは中々難しいところです。

 

それでも保有銘柄を入れ替えることも検討しつつ更に銘柄を選定していきますのでこれを読まれている方で良いと思う銘柄があったら6月14日以降に打診買いを入れていくのが良いと思います。

 

さて本日までの成績です。

 

サンコール(5985)

 800株@480円                    +2400円(確定)

 

パーソルグループHD(2181)

3000株@215円                       ±0円(確定)

3000株@232.4円                 -18900円

 

北恵(9872)

1000株@860円(概算)               +10000円(確定)

 

パーク24(4666)

 100株@1700円                   +9200円(確定)

 200株@1762.5円                 +5900円(確定)

 

クイック(4318)

 300株@2181円                   -8700円

 

小計                              -100円 

 

 

4月までの損益                     +727300円

 

オプションの4月までの損益             -82500円

 

5月限P38500売り@605×1枚

5月限P38000買い@450×2枚            +76000円(確定)

 

5月限P36000円売り@135円×1枚

5月限P34000円買い@21円×8枚             ±0円(確定、概算)

 

6月限C40000円売り@365円×1枚

6月限C40500円買い@250円×1枚         +8900円

 

6月限P37500円売り@425円×1枚

6月限P37000円買い@310円×1枚         +4800円

 

6月限P36500円売り@320円×1枚

6月限P35500円買い@165円×1枚        +12700円

 

6月限C41000円売り@79円×1枚

6月限C42000円買い@27円×1枚           +5000円(確定)

 

小計                               +31400円

 

みなさんも慣れてきて先物オプション口座に今のように30万円ではなくその5倍程度の資金を置けるようになれば、こうしたポジションを複数組成して、SQに向けてプレミアムが無くなった遠くのオプションを決済して維持率を上げて翌限月に向けての作戦を練るとか、色々できるようになってきます。

 

それと、本格的にオプションで売買をしなくともオプションの価格の推移を見ていると大口の投資家が時間と株価の変動をどう見ているのかを体感できていきます。疑似的にそうしたプレーヤーの視点を持てるので、その意味でもオプションを少しずつ手掛けることには意味があると思います。

 

本日は6月MSQまでの最後のイベントらしいイベントがこの後に控えています。その数字が出たところで再度エントリーをアップしようと思います。

 

私の想定ではあまり動かないという見立てです。もうその数字を先週から市場が織り込んでいると考えているからです。結構先物やオプションも調整されてきたようなので、本日のイベントは最終的にボラティリティの低下を意味することになると思っています。あまり指標についてあれこれ言っても仕方がないのでそれはイベントの通過後に実際の相場を見ていきます。

 

それでは午後9時半過ぎに。