投資のいろは(日経平均が強すぎる件)
日経平均は11日連続のプラス引けでした。
強いです。過熱感は最高潮になっていますが、下を見に行くような展開にも思えません。本日のローソク足を見るとそれを感じます。
これは日経平均1ヶ月の日足チャートです。本日は昨日に引き続いて大きな下ひげをつけています。前場に一旦深く押して中国市場が開いたあたりから持ち直していきました。中国市場に引きずられることなく強く上げていき高値引けという1日です。
普通、これほど過熱しているとこの辺りで先物やオプションでヘッジをしてみようと考えますが、センチメントが強すぎて実際に落ちるのを見てからでないと売りを入れるのは躊躇われます。落ち始めたら32000円台前半あたりまでは簡単に落ちそうな気はします。逆に言えば1日で調整を終えることは無さそうなので、一度マイナス引けをした時に最初のヘッジを入れるのでも十分間に合うように思えます。
それと、次のチャートも着目です。本日アップするチャートは特徴をはっきり見せたいので横軸が全て異なりますので注意してみてください。
これは日経平均3ヶ月の日足チャートにボリンジャーバンドとMACDを重ねたものです。このボリンジャーバンドとローソク足の形はどこかで見たことがないでしょうか。そう、これは5月から7月までの非常に強力で息の長い上昇局面でも現れたバンドウォークです。しかもMACDで見てもまだ上値余地があるように見えます。
こちらは同じ期間の一目均衡表とRCIです。完全に雲を抜けています。そして本日のローソク足は下ひげが雲の上限で止まっているという強さです。
ブル相場の手本のような状況です。
では、また5月から7月までのように息の長い上昇をするのか、というとそれは1Qの決算を見る限りかなり厳しいと思います。これ以上株価が上昇するとファンダメンタルズ的な株価の根拠が失われていき、上値を叩かれる展開になりそうです。
緩やかな円安を容認して、ここからもう一段円安が進み輸出企業の業績が更によくなれば市場全体はもう一段動きそうではあります。
次は保有する銘柄について見ていきます。
パーソルグループの3ヶ月日足のチャートに移動平均線と出来高を重ねています。ローソク足は移動平均の5日線の上に来ていて、明日の値動きで25日線を越えられるのかという展開になっています。ここのところ5日線が支持線として機能しています。ここで明日、25日線をローソク足が上抜けると面白いところです。ただ本日のザラ場を見ていると少し勢いに欠けているように見えました。
これが3ヶ月の日足チャートとボリンジャーバンド、そしてMACDです。ボリンジャーバンドではスクイーズしている展開でしかも上の線が下がっているので、そこは気になります。MACDは非常に良い形。これを見ると上昇の初動に感じられます。
これが気になります。転換点が近い上に、遅行線がローソク足と後9営業日後にはクロスしそうな気配です。そしてちょうどその頃雲の下限が下がってくるので仕込み時としてはいいタイミングだと思います。
今週のMSQをこの調子で抜けると大きなイベントは無く、経済指標はそのMSQの日に日本のGDP成長率が出て、来週アメリカのCPIが発表ということです。それで市場が大きく動くのかどうか。
それから本日ぱーそるグループで適宜開示が出ていました。
そんな感じでやっています。ちなみにすららネットは620円で指値を入れています。いまだに約定せず。出来高が少なすぎで再エントリーしにくい。ここは指している価格まで下がって来なければ諦めると思います。
さて本日までの成績です。
セイファート(9213)
1000株@1000円 → 1030円 +30000円(確定)
すららネット(3998)
800株@655円 → 675円 +16000円(確定)
メルディアDC(1739)
400株@775円 → 786円 +4400円(確定)
400株@770円 → 786円 +6400円(確定)
サンコール(5985)
400株@525円 → 475円 -20000円(確定)
400株@520円 → 475円 -18000円(確定)
パーク24(4666)
200株@1831.5円 → 2125円 +58700円(確定)
KPPGHD(9274)
1000株@610円 → 654円 +44000円(確定)
パーソルグループ(2181)
300株@2550円 +5400円
6月末までの損益は上記と別に323500円のプラスです。ここではまだ詳しく欠くタイミングではありませんが、明日の日経平均が本日よりプラスで寄り付いた場合、そこから下落し始めたら日経先物でヘッジを仕掛けると思います。
ただこれはちょっと複雑なロジックで注文を入れているので、これについては後に結果だけ書くような形になると思います。ロスカットも入れますので、割と早い時点でそれに引っ掛かって、少し時期尚早だったね、という結末になるかもしれません。