投資のいろは(良い銘柄探し)
良い銘柄を探していますが、ありませんね。
そして市場も夏枯れ気味に見えます。あまり積極的に動いても良いことは無さそうです。それでも地道に探すだけは探します。本業の方が落ち着いたのでこれから毎日エントリーを書いていこうと思います。そのタイミングで市場を見てみると、熱気が失われてしまったように見えます。
28日にある日銀の金融政策決定会合を通過しないと本格的な動きにはならなそうな気もします。総裁が変わって、市場も出方を窺っているんだと思います。今のところ物価上昇率を上方修正しているので次回の会合でYCCだけは変更して現在の0%を中心として±0.5%までの変動を許容するところを、±0.75%か、あるいはサプライズで±1%まで許容するという噂も流れています。
案外大山鳴動して鼠一匹のような気もします。
金利を上げて円高にしたら、おそらく円安も見込んで今期の業績を出している多くの上場企業を含めた輸出企業はかなり大きな業績予想の修正を図ると思うので、調整が深くなるのは確実でしょう。
仄聞するところでは現政権はあまり高い支持率を持てていないようなので、どうしてもここで企業業績が良くなっている流れに水を差すようなことをしてほしくないと思っていると思います。日銀が物価の番人という役割を放棄したとしても。というか、2%程度の物価上昇率でブレーキをかけるというのはどうかと思います。
このエントリーでもコロナが始まる前から繰り返し、もっと言えば日本が安倍&黒田ペアの登場を許した時点から述べていることですが、あの時点で日本経済は不可逆なサイクルに陥ったと思っています。円安を許容して企業が販管費や売上原価の中の人件費の部分を圧縮して業績を伸ばしていく社会か、為替を円高にして国内産業が完全に空洞化する社会を目指すのか、の二択しか残っていないと思っています。結局悪いのは世界で一番学ばない労働者たちです。
この労働者たちは単純作業や何かを極めることに長けており、職人芸的な器用さを持っており、その仕事に対する打ち込み方や忠誠心にも欠けていないのですが、現代の世界でそれらは求められていたとしても優先順位が低いというのが問題です。今のグローバルな社会で最も求められているのは変化を吸収する能力で、新たに新しい技術を学ぶ姿勢です。日本人労働者にはこの能力が決定的に欠けており、時間が経過するごとに日本経済が落ち込んでいく真因となっていると思います。
さて、まぁ、それはおいていおくとして。
本日までの成績です。
セイファート(9213)
1000株@1000円 +5000円
すららネット(3998)
800株@655円 +13600円
メルディアDC(1739)
400株@775円 → +400円
400株@770円 → +2400円
サンコール(5985)
400株@525円 → -2000円
400株@520円 → ±0円
投資をする時、情勢が良くないと判断したら動かないことも投資が上手いことの証だと思います。自分がそうだとは言いませんけれど。
あと、すららネットはいきなり大きく動いたけれど何があったのか・・・
これを見ると非常に良い位置につけています。雲抜けしそうな雰囲気です。MACDもゴールデンクロスしていますしね。遅行線がローソク足を上抜けそうだし。RCIも中立よりやや売られ過ぎの位置で悪くない。移動平均線も5日線と25日線がこの後ゴールデンクロスをしそうです。面白そうです。