投資のいろは | ぶらっくまーさん

投資のいろは

本邦の株を数年ぶりに手がけることになり、このブログにとても気侭に投資について綴っていこうかと思います。 それから4月以降、新天地に移るので、そういうのもこのブログを再開させようと思った動機のひとつです。

 

最初に、現在の私の投資についての基礎的データを。 もっとも資金力などについては生々しい話になるので少しぼかしながら話しますけれど。 投資を始めたのは19歳のときなので、自分の仕事歴よりも長いです。 当時はITバブルでした。 しばらくは日本株を手がけていましたが、リーマンショックの時に事前にそれまで保有していた日本株の大半を処分し、リーマンショック直後にそれをアメリカの株と債権、中国の株、日本の株、その他にざっと4:3:1:2に配分して、次第にパフォーマンスの悪い日本株を処分して現在まで来ています。 従ってこの10年間程度はアメリカ株と債権が運用の中心でした(正確に言うとストリップス債というものです)。

 

暴落の兆候に先月上旬に気がつき、アメリカ株を幾分処分して、日本株に振り向けようと考えました。 この判断の元になったのは、説明すると長くなりますが大きいところを言えば、保有するアメリカ株のいくつかが頭打ちになったのと、こうした暴落局面では日本株がオーバーシュートすることが非常に多いため優良株も含めて日本株が総崩れになり、そうした株が配当利回りその他で見たときに普段では考えられないほど安くなることが多いというこれまでの経験です。

 

しばしば見られる投資関連のブログの特徴として運用している資金量を明示しないために、株の暴落局面で下がり続けるところを次々と買い足す、何か資金力が底抜けであるようにあたかも見えるものを散見します。 あれを投資の『いろは』で書くのは少しルール違反でしょう。 また、資金量が20万円である人と2億円である人の運用方法が同じであるわけもありません。 20万の資金なら全てを失ってもすぐに取り返せるでしょうが、2億だとそうはいきません。 当然資金量が増えると運用は保守的になるはずです。

 

そういうことを前提として、私自身について少し説明すると投資のスタイルは極めて保守的です。 かつて本格的に始めた時には、ひとつの銘柄に資金の大部分を投入して、数週間で元手を数倍にしたこともあります。 もちろんそういう危険な投資を行うときには逆も頻繁に起こっており、1ヶ月で1000万円が200万円になったこともあります。 幸いにも私は破滅する前に多くを学ぶことが出来、その後は拙い投資を行ってはいないと思います。

 

今回、とりあえずいくらかの資金をアメリカ株の一部を処分して作り、それをドルから円に換え、先週あたりから本邦株を何銘柄か買い始めています。 最終的には5~10銘柄を保有して、ひとつの銘柄には最大で300~400万円を上限に資金を投じる予定です。

 

現在買い進めているのは合計3銘柄で以下のものです。

 

TVK(5363)@413×1200株

東陽テクニカ(8151)@873×600株

ベルーナ(9997)@1035×1500株

 

この先まだまだ下落する可能性があるのでゆるやかに買い進めていく予定です。