少し時間が空いてしまいましたが、今回はチタン製サイドスタンドの装着その3となります。

 

ワンオフ製作のサイドスタンドにおいて、幾つか問題点が有ったのは前回のブログ記事にもありましたが

製作者に問題点のフィードバックを行いまして、問題となった部分の変更及び改善を行いまして

新たに別のチタン製サイドスタンドの製作となりました。

 

私のZRX1100の様に、スイングアームの変更や、リアサスペンションが変更されている場合は純正のサイドスタンド長ではやや短く

かと言って、社外品の様に「STD長+20mm仕様」では、サイドスタンド長が長すぎてしまう事があります。

今回は私のZRX1100現車合わせにて、最適のサイドスタンド長&接地面の傾き具合の調整を行に為に

加工途中のチタン製サイドスタンド(調整出来る様に長めに製作してある)と、接地面のプレート、補強パーツを部品で持ち込みました。

 

先に完成品の状態です。

チタン製サイドスタンドver.1.2仕様とは似ている様で似ていない感じでしょうか。

 

重量は224.2gでした。

サイドスタンド長はver.1.2仕様と比べると、プラス10mm前後長くなっている中でマイナス6.8gと軽量化されていました。

 

続いて細部を見ていきます。

地面との接地面の裏側は、滑り止めと軽量化を兼ねたドリリング加工で、中央の大きめの穴は溶接時のガス抜き穴となっています。

接地面の大きさと形状は、ver.1.2仕様よりも少し大きく角ばっています。

 

チタンの板材をBOX形状に溶接組み立てしてあるのはver.1.2仕様と同じですが、シフトダウン時にステップのペダルと干渉しない様に

現車合わせにて凹形状に逃げ加工を追加しました。

 

サイドスプリングが掛かる部分の補強プレート形状もver.1.2仕様とは異なっています。

BOX形状に溶接組み立てされている部分も、よーく見ると相違が有りますね。

 

サイドスタンド取付ボルトの穴は、元々の穴径よりもプラス0.2㎜拡大してあります。

サイドスタンドのスムーズな出し入れと、ガタ付きを抑えるにはなるべく少なめのクリアランスが望ましいのですが

取付ボルトの素材によっては「滑り具合」にも差が有るので、プラス0.2㎜の拡大となった様です。

 

もうひとつ、サイドスタンドを出した時のサイドスタンドの傾き具合に関しては、外観上は見分けは付きませんが

サイドスタンドの中心としたラインより、1㎜オフセットした位置に取付ボルト穴を設けてあります。

 

サイドスタンドと接地面のプレートが、中心に来て無いのはバンク角を確保する為の物です。

接地面のプレートは厚めの板厚で製作されており耐摩耗性も考慮してあります。

小さな補強プレートも全周に渡り溶接されております。

 

装着状態はこんな感じです。

 

 

サイドスタンドを跳ね上げた状態。

撮影する角度の違いでサイドスタンドが下がっている様に見えていますが実際は問題無い角度になっています。

ステップのシフトペダルとサイドスタンドは、物理的に接触しない様にシフトペダルの調整ロッドで調整をしてありますが

クリアランスが非常に狭かったので、追加で凹形状に逃げ加工してあるのが判ると思います。

 

チタン職人により、現車合わせでサイドスタンドと接地面のプレートを溶接している図。

既製品では有り得ない自然な一体感を求めるが故の、現車合わせのチタン製サイドスタンド製作の一コマです。

 

と言う訳で図らずもチタン製サイドスタンドはver.2.0仕様となりました。

 

走行距離:155907㎞