キャブレター最終モデルのZRX1200Rが2008年なので、2021年現在でもdynojet jetkitが新品で入手可能なのか?は不明なのですが、約5年位前に新品未使用のjetkitを予備として入手しまして手元に保管していました。

純正キャブレターのレスポンスを良くして、個々のエンジンの仕様、マフラー仕様に、対応出来る様に純正の固定式ジェットニードルから、Eクリップで高さ調整出来るジェットニードル(純正ニードルとはテーパー角が異なる専用品)、専用バキュームピストンスプリング等がセットされた製品です。

ZRX1100と同じキャブレターを使っているZRX1200Rにもjetkitが転用出来るので、かなり知られた製品だと思います。


KAWASAKI ZRX1100 1997 dynojet jetkit
日本国内仕様「J2179.001」
stage1&3

ZRX1100に関しては純正のエアクリーナーBOXを使うstage1仕様と、純正キャブレターに社外のパワーフィルターを使うstage3仕様の2種類に対応出来る部品がセットされています。



専用プラケースにdynojet jetkit部品が入っています。
英語マニュアル、日本語マニュアル、英語トラブルシューティングガイド、ステッカー2枚、



dynojet jetkit付属のスプリングをざっと計測してみます。

全長は約82.4㎜



スプリングの線径は約0.8㎜



jetkit専用のジェットニードル。
ニードルの途中からテーパー角が急に立ち上がる形状ですが、見た目の過激さとは裏腹に純正のバキュームピストンとの相性は良いと思います。
Eクリップと高さ調整用の薄いシム(1枚で0.5段分の高さを変えられる)
スタート時は上から4段目にEクリップをセットして最適に高さを調整していきます。



付属のメインジェット
stage1 純正マフラー :Dj088
stage1 社外マフラー、スリップオン: Dj092
stage3 純正マフラー: Dj126
stage3 社外マフラー、スリップオン:Dj130

純正キャブレターのメインジェットと近い番手なので同じメインジェット類として考えてよいのか?やや疑問が残るところです。



キャブレターをセットアップする基本仕様として、パイロットスクリューは締め込んだ所から1回転+1/2回転戻しから始めます。


ここからはオマケ

このバキュームピストンスプリングは、取り外してから15年位経過しているので記憶が曖昧ですが、おそらくZRX1100の物で、純正品番:92145-1064かな?

全長約118.0㎜



スプリングの線径は約0.8㎜

という事は純正スプリングをカットすれば、同じような物は加工出来そうな気がしますね?



この純正ジェットニードルもちょっと記憶が曖昧ですがZRX1100用の物で、純正品番:16009-1944でしょうか。ニードルの高さが変更出来ない固定式となっています。

ZRX1200R(2001~2008)の頃には、エンジンの内側、外側でニードルが異なり、日本国内仕様、輸出仕様でもニードルが異なっていたと記憶しています。