ZRX1100に使用しているリアブレーキキャリパーのトルクロッド取付ボルトは、キャリパーサポート側がM8×40mmのチタン合金フランジボルト、スイングアーム側がM10×40㎜チタン合金フランジボルト(中空加工タイプ)を使用しています。

現在使用中のチタントルクロッドよりも前に装着していたPLOTのトルクロッド(既に廃盤)がアルミ合金製の為、純正のトルクロッド(鉄製)よりもコの字の取付部が肉厚に作られていまして、純正ボルトでは、ナット脱落防止の為に割りピンを入れる為の穴加工がボルトに施してあります。この為、通常よりもナットを置くまで締め込んだ状態で使用する事になります。つまり、トルクロッドを変更した場合、コの字取付部が肉厚になる為に、割りピンが使用出来なくなる訳ですね。
私の場合だと、トルクロッドの換装に伴い、ボルトをも変更して、ナット脱落防止対策は別の手段を講じる・・・この仕様を、その後も継続使用していました。

チタントルクロッドは、コの字の取付部が純正のトルクロッド同様に薄くても十分な強度が有るので、ボルトはチタン合金でも純正ボルトでもどちらでも良く、そのまま使用していた訳です。




少し前のオークションにトルクロッド取付ボルト一式が出品されていまして、βチタニウムにて製作された物です(純正ボルト&ナットと同一形状、ナットの脱落防止用に穴加工も純正と同じ、リーフグリーンの陽極酸化処理)

これが・・・ちょっと謎なんです?

と言うのも、純正トルクロッドはZRX1100/1200も鉄製で、ここの取付ボルトをチタン合金でワンオフ製作するほどのコストを掛けるのか?と言う事と、取付ボルトが中古品にはなっていますが、ネジ山にカッパーグリスは塗布されているものの、ボルトを締め付けた、いわゆる「使用感」が無い、これは付属のβピン2種類も同じことが言えます。

想像ですが・・・スイングアーム換装に伴い、うっかり取付ボルトを純正同様の寸法で発注してしまったものの、ナット脱落防止用の割りピンが使用出来ない事が後に判明、このままでは取付が出来ないのでオークションに出した感じでしょうか・・・

私のZRX1100に限って言えば、このスペシャルボルト問題無く装着出来ますので、比較的競り合う事無く落札出来ると思い入札しましたが・・・結果的には私が落札しましたが、ワンオフ製作依頼した場合とほぼ変わらない位まで値上がりしてしまいました。

ちょっとやばかったですね!(汗)



トルクロッド取付ボルト&ナット(リアキャリパーサポート側)

βチタニウムにて製作(チタン合金:リーフグリーン仕様)、形状は純正ボルトと同一(割りピン用穴加工有り)ナットはフランジ形状。
オークションで入手した為、ワンオフ製作での価格は不明

・純正品番:92150-1539:ボルト,フランジ,8X47:税込443円
・純正品番:92015-1432:ナツト,8MM:税込248円
・βピン(鉄製)

重量は13.4g



トルクロッド取付ボルト&ナット(スイングアーム側)

βチタニウムにて製作(チタン合金:リーフグリーン仕様)、形状は純正ボルトと同一(ボルト頭部はスクエア形状、割りピン用穴加工有り)ナットも純正ナットと同一形状にて製作。
オークションで入手した為、ワンオフ製作での価格は不明

・純正品番:92150-1598:ボルト,10X39.5:税込313円
・純正品番:92015-1883:ナツト,10MM:税込378円
・βピン(鉄製)

重量は25.3g



スペシャルボルトへの換装は入れ替えるだけなので特に問題無いですが、グリスアップにはSUPERLUBEを十分に塗布して組み付け、ボルト&ナットは一度締め込んだ状態から、1/4回転程緩めまして、極僅かながら円弧運動を行うトルクロッドの動きを妨げない様にしました。βピンでナットの脱落防止対策をしてあるのでこれで良いと思います。

βピンは、バイクの進行方向側から挿して、βピンの開口部にタイラップでβピンの脱落防止対策を行いました。



リーフグリーンの色合いはほとんど見えなくなりますが、判る人にだけ判る仕様変更です(笑)



取り外したボルトの重量も計測しておきます。

トルクロッド取付ボルト&ナット(リアキャリパーサポート側)

・M8×40㎜フランジボルト(チタン合金)
・M8セルフロックナット(重量が有るのでステンレス素材?)
・ワッシャー2枚(アルミ素材)

重量は18.5g



トルクロッド取付ボルト&ナット(スイングアーム側)

・M10×40㎜フランジボルト(チタン合金)中空加工有り
・M10フランジナット(チタン合金)
・ワッシャー2枚(アルミ素材)

重量は21.3g




トルクロッド取付ボルト&ナットの重量差は・・・マイナス0.9gでした。

・旧仕様:18.5g+21.3g=39.8g

・新仕様:13.4g+25.3g=38.7g


まあ、0.9gの重量差は体感出来る訳では無いので、意味が有る様な?無い様な?仕様変更ですが、いちおう改善出来たと個人的には思っています(笑)


走行距離:146783㎞