新品のディスクローターを組込むので、このタイミングに合わせて
ブレーキパッドも新品を使います。

ブレーキパッドの厚さ分、キャリパーピストンを押し戻すので
キャリパーのボディや、ピストンの汚れも落として
十分な清掃&潤滑を行います。

私のZRX1100の場合、昨年の年間走行距離が短くて
汚れが固着する程、バイクに乗っている時間が取れませんでしたので
キャリパー洗浄は、お湯で軽く洗えば大丈夫でした。

冬の時期は、お湯でキャリパーを洗うと、暖かいので
汚れが落ちるのが早く、その後の水分の拭き取りも楽ですね。

キャリパー洗浄後は、ボディにシリコンスプレーを吹き付けて拭き取り。

ピストンの隙間に潤滑剤のメタルラバーを塗布して
ピストンの揉み出し作業までが基本的な流れです。



新品をストックしておいたブレーキパッドを使います。

BERINGER 6キャリパー用ベスラVD980JL(6枚で1セット)

ブレーキパッドの磨材のカドの面取りは無し、
バックプレートにはセラミックが溶射してあるので
パッドグリスの塗布も無しの状態でブレーキパッドを使います。

昔は、当たり前の様に磨材のカドを落としたり、
パッドグリスを塗ってみたり、下準備の作業を行っていましたが
ここ数年は、必要性を感じた時のみ、調整して行っています。

これで十分ですから。



反対側のキャリパーもお湯で洗浄後、水分の拭き取りから
ピストンの揉み出しまでの一連の流れです。



摩耗したブレーキパッドから、新品のブレーキパッドに変わる事で
ブレーキパッドの厚さ分、キャリパーから出たピストンを押し戻すので
必然的にフルードカップの液面が上昇するので、キャップは取り外して
大気解放した上で、上昇する分のフルード量を見越した上で
予め、フルードを減らしておきます。

これをやっておかないとフルードが溢れて大変な事になりますので。



ここから先の作業は手が汚れるので撮影画像無し。

一通り組み付け完了。

画像無いですが、ディスクローターがボルトオン仕様なので
キャリパーのセンターとディスクローターのセンターは出てました。



ディスクローターは、外側と内側を再度パーツクリーナーで脱脂。



作業のついでにリアキャリパーもお湯で洗浄。
走行距離が進んでないので、洗浄に時間は掛かりませんでした。

水分の拭き取りからピストンの揉み出し作業までは
フロントキャリパーと同様に行いました。



リアブレーキパッドは、新品のブレーキパッドも準備してましたが
未だ残量が有るので、継続使用します。



新品のディスクローターとブレーキパッドの組み合わせなので
当たり出し作業は、少しブレーキを当てながら走行して
頃合いを見て、強めのブレーキングで効き具合を確かめています。

まあ、路面温度が低く、タイヤのグリップ感が掴み難いので
あまりハードなブレーキングは行っていませんが
新品同士なので、割と早く当たり出しを終わる事が出来ました。




sunstar neo classicのホール&スリットは、その数が極端に少ないので
見た目の印象は、BERINGERのディスクローターと大きく変わらず
これも、sunstar neo classicをチョイスした理由の一つです。



高荷重が掛かり、潤滑状態が厳しい(或いは潤滑が無い)部品など、
フローティングピンは、ウェーブワッシャーである程度動きを抑制してますが
それでも摺動抵抗が低くなる事は、多分、良い方向に作用すると思えますし
素材の疲労強度が上がる事で、耐久性の向上、ブレーキタッチの変化、等
費用対効果が高いとまでは言えなくとも、フローティングピンに
WPC処理を行った事は、「狙い」としてはイイ線を突いているかな?(笑)


フローティングピンに着目して、WPC処理を施す事で、同じ様な環境下で
使われているあんな部品?や、こんな部品?とかにも、
もしかしたら具合が良いのかも!?と、密かに妄想が広がるところです。



フローティングピンの質感が、元のsunstar neo classicとは異なるので
同じディスクローターの装着車両が揃う時が有れば、アレッ!?って
なるのかもしれませんね(笑)



フロントディスクブレーキは、これで通算で6世代目へと移行出来ました。


走行距離:144356㎞


インプレ等はまた後日。