カムチェーンテンショナーを純正のオート調整式から
社外品のセミオートマニュアル式に交換してからほぼ2年経過しています。

装着しているZRX1100/1200をもっと見掛けても良さそうなものですが
取り立てて目立つ部品では無いですから、仕方無いのかも知れないですね。

ブログ過去記事でも触れていますが、
何でもっと早期に導入しなかったのだろう・・・そう思える程に
エンジンの回り方が軽く回るし、比較的ライトチューニングの車両にも
オススメなコストパフォーマンスが高い部品の一つです。

http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20100405/archive
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20100413/archive


2012年現在だと、
より堅牢な作りのモリヤマENG製のカムチェーンテンショナーも
選ぶ事もひとつの案ではあります。

私自身がステップバー製作依頼しにモリヤマENGに行ったときに
実際、HP上には書かれて無い内部構造についても聞いてきたので
何処が優れているのか?は判ってはいますので
予算が許せばコレの方が良いと思います。
http://www.moriyama-engineering.co.jp/news/index.html

ただし・・・
今回は違う道を選んで(あまのじゃくって訳でも無いですが)
従来使っている物に手を加えてみる事にしました。

セミオートマニュアルカムチェーンテンショナー組み込み時に
既に気になっていたステンレスボルトを加工したプッシュロッドを
ワンオフ製作します。


クロモリでワンオフした場合、削り出したままでは錆びてしまうので
加工時の精度の問題や、防錆の為の表面処理の手間を考えると
以外と製作コストが高く付きます。

問題としては、材質の選択をクロモリにするか?チタン合金にするか?
ずーっと長い間、構想中?妄想中?でしたが(笑)

先日の箱根のイベントでβチタニウムさんに話を伺ったところ、
チタン合金でワンオフ製作した場合、
実のところ、驚く程高いコストでは無い事が判り
防錆の為の表面処理の精度や手間を、ほぼ考えなくても良い
チタン合金でプッシュロッドを製作する事に決めました。


<追記>
材質についてはβチタニウムさんのHPを参考にして下さい。
http://www.b-titanium.com/mi_top.html


まずはこれまで使ってきたセミオート式カムチェーンテンショナーの
ステンレス製のボルトを加工したプッシュロッドの
重量を計測しておきます。

約9.3gでした。

※プッシュロッドの長さについては表記いたしません。



ワンオフ製作するにあたり、幾つか手順があります。

・採寸用にプッシュロッドをβチタニウムに送る。
・採寸後、図面を起こします(図面は公開出来ませんのであしからず)
・見積もり金額の提示でOKならば入金後、概ね3週間ほどで完成の運びになります!


出来上がってきたβチタニウム謹製チタン合金プッシュロッド(ワンオフね)と
従来のステンレス製プッシュロッドの比較です。

基本形はβチタニウム製品のM6コンパクトフランジボルトですが
私のオーダーで、先端の丸棒部分は同じ寸法で加工してありますが
プッシュロッド全体の長さは、サンプル品よりも5㎜短く仕上げています。

プッシュロッドの全長を5㎜短くしても
カムチェーンを押すのに必要な長さは十分に確保出来ています。


サビなくて、強度があると言う事で、ワンオフ製作した
チタン合金プッシュロッドなのですが、重量は4.0gでした。

いちおう書いておくとマイナス5.3gの軽量化です。

まあ軽いのは置いておいて、必要な強度としなりを両立させるには
やはりチタン合金しか・・・と言う事でしょうか。


「なによりも硬く、なによりもしなやかな・・・」
某マンガのセリフが頭の中に響きますよね!?(笑)



プッシュロッドの組み込みに、ネジ山にomega99を塗布します。


比較的エンジンOILが回る場所なので、混入は避けたい関係上
ちょっと多めに着いていたomega99は必要最小限の塗布量にして
余分なomega99は拭き取りました。



取り外した逆の手順で元通り組み込んで(ガスケットは再使用)
プッシュロッドの締め込み具合が一目で判る様に
見やすい位置にマーキングします。

エンジンを始動させ最終確認もOK!



う~ん・・・

やはり、装着した自分本人しか?見た目には判らない?(笑)


今回のワンオフチタン合金プッシュロッドの加工コストは

約6600円でした。

βチタニウムで製作されている、この寸法のコンパクトフランジボルトは
表面処理無し仕様で、大体2800円前後だと思ったので
追加加工の分を考慮すれば、トータルでも納得出来る範囲内の
加工コストだと思います。


私と同じタイプのセミオート式カムチェーンテンショナーを使う
ユーザーには一つの目安になりましたかね?


ちなみに、試乗しても特に体感的に変化があった・・・と
感じる事はありませんでした。

走行距離:124929㎞