今回、私としては珍しく試乗車を乗る事にしてみました。

HONDA CB1100
HONDA CBR250F
HONDA PCX
KAWASAKI NINJA250R
KAWASAKI ZRX1200R

この5台の中から選んだのは勿論、KAWSAKI ZRX1200Rです。
これは2007年モデルのメタリックディアブロブラックです。

今回用意されていた他の試乗車はどれも、新車、もしくはそれに近い車両に
ヨシムラ製品を組み込んだ試乗車だったと思うのですが!?
このZRX1200R(キャブレター)は、インジェクションのZRX1200DAEGでは無く
ノーマルでは無く細部のパーツが幾つか交換されいて
カスタマイズされていた事と、走行距離が約13000kmほど走行していて
全体的に少しくたびれた印象でした。(まあ、年式相応って事ですが)



ヨシムラとサンスターのコラボ製品であるフロントディスクローターです。
これに合わせるブレーキパッドも若干制動力が高い物に交換してあるので
試乗ではブレーキを掛けた際に少し音が出るだろうと(使用温度域が低いので)
試乗前にスタッフより説明がありました。
http://www.yoshimura-jp.com/special/worksexpand/index.html



これはリアディスクローターですね。
フローティングピンタイプになっています。



え~製品名が良く判らないのですが(汗)
ヨシムラ手曲げチタンマフラーです(サイレンサーシェルはカーボン)

性能とツキの良さを求めるなら、もう少し細めのエキパイが良さそうですが
カウルを持たないネイキッド系では見た目の印象も重要な要素なので
エキパイは少し太目みたいです。

ZRX1200Rの純正ラジエター下側までエキパイが張り出している事から
社外のBigラジエター装着は!?相性が気になるところです。

集合部はヨシムラ独自のロストワックス製法による鋳造品では無く
溶接組立した物のようですね。

また、ZRX1100/1200用のヨシムラのマフラーは
他のメーカーのマフラーに比べても、集合部がフロントタイヤ寄りにあり
排気ポートから集合部までの寸法(距離)が短めなのが
ヨシムラマフラーの特徴で、これもその様式になっていますね。

あと、このマフラーに関してはテールパイプが太めの様ですね。
もう少し細くても良いと思いますが・・・



これはかつてヨシムラのガレージセールにて入手した
溶接組立された集合部分なのですが、ちょうど集合部に仕切り板があって
4in1と4in2in1の中間的な特性を狙ったものです。

この仕切り板が立てなのか?横なのか?で(180度集合か?360度集合か?)
またマフラーの特性は変わってくると思いますが
今回の試乗車の集合部分はどうなっているのかは不明でしたので
この辺にしておきます・・・




前置きが長くなりました。

この日は晴れていたとは言え、とても寒い日でしたので
走り始め初期からのタイヤグリップ感が得られるか?少し気掛かりでしたが
かつて自分のZRX1100にも装着した事があったタイヤの
ブリヂストンBT-016(スポーツ系)に交換されていたので
割と意識する事無く、試乗車に馴染めました。

まずはマフラーの印象から。

2007年式のZRX1200R(国内仕様?)と言う事だとすると
キャブレターで出力が有る程度抑えられているので
納得出来る範囲なのですが、吹け上がりはほとんどフラット。
トルクの谷は感じられません・・・ただ、バイクを押しだす様な感じが薄く
気持ち少しトルクが細い印象でした。
太目のエキパイ&テールパイプが関係ありそうです。

スロットルを開けた時に、グイッと押し出す様なフィーリングは
昔から有る、ヨシムラ機械曲げチタンマフラーの方が(過去に試乗経験あり)
一枚上手だった様に感じました。


音量に関してはかなり抑えられていますが、スロットルを開ければ
ちゃんとヨシムラらしいサウンドは聞く事が出来ます。

試乗車のZRX1200Rが(これは未確認ですが)
いわゆるキャブレターのフルパワー仕様+αであったなら?
このマフラーは、もう少し好印象だったかも知れません。

薄い肉厚のチタンマフラーなのでとても軽量です。
マフラーの重量を意識する事無くバイクを操れます。

<余談ですが>
イメージとしては、チタンマフラーの重さを例えるなら
段ボールを同じ大きさに丸めた物とほぼ同じ重量と考えて良いです。
(二十数年前に関係者から聞いたままの受け売りです)


試乗後にスタッフからZRX1200Rの試乗車の印象を求められた時に
言葉のボキャブラリーが少ない私は「ふつーです」と言ってしまいました。

あわてて言い 直して「フラットな吹け上がり」と
あまりフォロー出来てないコメントをしてしまいました(汗)



えー続いて、ブレーキですが、
制動力が上がったディスクローター&ブレーキパッドに対して
ブレーキホースが純正品だった事、サスペンション設定がソフト気味で
ブレーキを掛けてもサスペンションのストロークに吸収されてしまい
サスペンションのセットアップが取れて無い状態であった事で
折角のディスクローターの効き味が体感し難い状態でした。

やはり部品を装着しただけでは、本来の効果を発揮出来ないので
各部を調整しないと駄目なんだなと感じた次第です。

したがって、良く効くのか?コントロール性?などは判りません。


あと、ヨシムラ製品以外で気が付いた事が幾つかあって
純正でアルミハンドルが装着されているZRX1200Rには
初めて乗ったと思いますが、ハンドルの押し引きでは軽さを感じるものの
常に細かい振動が手に伝わる事と(ハンドルポストがラバーマウントだとしても)
鉄ハンドルに比べるとアルミハンドル特有の「しなり」が感じられました。

鉄ハンドル、アルミハンドル、双方の長所、短所は有ると思いますが
車重が有るZRX1200Rクラスでは、鉄ハンドルの方が剛性感があり
車格にマッチしていると私は思います。

あと、シートやステップの位置関係から考えると
ZRX1200Rは気持ちハンドルが低めで、自然なポジションよりも
気持ち前傾気味になりますね。

この辺りは慣れれば気にならなくなるレベルかな?



今回、2007年のZRX1200Rに試乗して、比較対象になったのは
勿論私のZRX1100と、過去に試乗させて頂いた数々のZRX1100/1200です。

まあ、ブログ記事では少しネガティブに書いていますが
ZRX1200Rが持っている本来のバランスの良さは十二分に感じる事が出来ました。
ZRX1100/1200ならではの魅力は色褪せる事は・・・無い!(笑)