久しぶりに箱根まで走り、概ねの自分の行動範囲を走行したので?
WPC+MOS2複合処理を行った幾つかの部品の状態を見てみる事にしました。

WPC+MOS2複合処理を行ってから約2カ月、約1300kmほど経過しています。

関連記事の一覧はコチラから。
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/msgcate25/archive



まずはブレーキパッドピンです。
2011年現在、既に廃番の製品で(素材はステンレス製)レアパーツですが
これにWPC+MOS2複合処理を施しています。



ブレーキキャリパーから、ブレーキパッド、ブレーキパッドピンを
取り外して順番に並べておきます。

ブレーキパッドピンには、ブレーキダストが積もっています。
この状態でも、常に擦れ合っている場所(1本の内4カ所ある)には
ブレーキダストの堆積による固着が無く、綺麗な状態でした。



汚れていたブレーキパッドピンをウエスで拭きました。

よーくみると、擦れ合っていた部分は若干色が変わっていますが
ツメ先で擦ってみても段差は感じられませんでした。

WPC+MOS2複合処理の独特な滑る感触はしっかりと残っているので
この分だと耐摩耗性は結構ありそうですね。

ブレーキパッドピンの滑りが良いと、ブレーキパッドの動きを妨げずに
ブレーキディスクローターに対して、常に適正クリアランスを保てるので
ブレーキの引き摺りは少なくなりますよね。

元々BERINGER 6Pキャリパーは6枚のブレーキパッドなので
構造上、ブレーキの引き摺りは起き難いキャリパーなのですが
動きの良い状態が長く保てるのは、とても良い事だと思います。

WPC+MOS2複合処理の施工コストも納得の範囲だと思います。



ついでにブレーキキャリパーは水洗い洗浄後、キャリパーピストンを
メタルラバーで潤滑しておいて揉み出し作業を行いました。

※(バケツの水が綺麗なのに注目!)





続いてリアキャリパーもバラして確認してみます。

ピストン周辺がOIL汚れっぽいのは、前回揉み出しを行った際の
メタルラバー(潤滑剤)が、少し多めに残っていたところに
ブレーキダストが堆積して汚れた様です。

なるべく必要最低限の潤滑剤で済む様な作業を心掛けたいですね。



リアキャリパーのブレーキパッドとブレーキパッドピンです。

スイングアームより下側(下向き)にリアキャリパーがある関係上、
ブレーキパッドがブレーキパッドピンに乗っているので
ブレーキパッドがスムーズに動かないと、引き摺りを起こしやすいんですね。



こちらもブレーキダストを拭いてみました。

色が変わっている部分をツメ先で擦ってみても段差は感じられませんでした。
やはり、ブレーキパッドが良く動く割には、耐摩耗性は良いみたいです。



ついでに、ブレーキキャリパーは水洗い洗浄後、キャリパーピストンを
メタルラバーで潤滑しておいて揉み出し作業を行いました。

※(キャリパー洗浄も3個目になるとバケツの水がまっ黒!)



これもついでに、ブレーキ側のフルード、クラッチ側のフルード、
両方共、交換しておきました。

よくフルードの交換頻度について質問を受けますが、
私の場合だと、鮮やかなブルーの色が少し黒くなって来たら交換します。
概ね、約3カ月弱でフルード交換って感じです。





純正ハンドルバーのスロットル部分に施したWPC+MOS2複合処理は
バイクに乗らない静止状態で、スロットル操作を行う限りでは
最初はあまり違いが解らなかったんですが・・・



実際にバイクに跨り、いつもの箱根某所の椿ラインの様な
つづら折れのダウンヒルを走ると、より顕著にハッキリと違いが解ります。

乗車時、ライダー側からはハンドルを常に押してますし、
加速、減速、左右の切り替えし、路面の凸凹もあったり、
ハンドルバーには、荷重が加わったり、荷重が減少したりする中で
スロットル全閉状態や、パーシャル状態から、ほんの1mm程を
じわりと開けたり、閉じたり、繊細なスロットルワークを行いますよね。

こんなシュチュエーションの時、
スロットルワイヤーが張り詰める程の、遊びがゼロな訳でも無く
際限無くスロットルが軽い訳でも無いのに
右手の動きとスロットルの動きが実にリニアに連動します。

簡単に書くと「乗り易い」です。


今まで感じていたスロットル低開度域での僅かなギクシャク感は
実はキャブレターセッティングが主原因では無く、
操る人間、自らが余計な動作で引き起こしていたのではないかと?
少なくても私はそう感じました。

まあ、私以外に試した方がいない様なので?
かなーり私の思い込みが入ってますが・・・

誰か試してレポート下さいね?(笑)


※マスターのレバーピボットピンに施したWPC+MOS2複合処理は
 もう少しロングランをして検証してみたいと思います。




後はサイドスタンドに施した(素材はステンレス製)
WPC+MOS2複合処理の経過も見ておきましょう。

ステンレス素材を鏡面仕上げにしてあったこのスタンド。
使ってるうちに無数の細かい傷が付いていました。
細かい傷が付くのはある意味仕方が無い事です。


で、WPC+MOS2複合処理を施したサイドスタンドは、
常に足で出したり、引っ込めたり乱暴に扱われていますが
早々に擦れてしまい、みすぼらしくなるのかな?なんて思ってましたが
見た目全く変化無しのグレーの色です。

よく見ると細かい傷は有るのかもしれませんが?ほとんど目立ちません。



WPC+MOS2複合処理は、ほとんどがエンジン内部パーツに施されていて
状態の経過を目視出来る事は少ないと思いますが、
私の様に、比較的簡単に目視出来る部品に施工してあるのは
ある意味珍しいですかね。

サイドスタンドなんかは大きい面積なので、触ってみると
WPC+MOS2複合処理独特のスベスベ感が体感出来ると思います。



WPC+MOS2複合処理が大好きみたいなブログ記事になってしまってますが(汗)
私自身、これで生計を立てている訳では無く、あくまでも趣味の延長線上
普通にお金を支払って施工して頂いてます。

バイクに求めている事(操作性の向上や、摩耗性の向上)は同じでも
アプローチの仕方は千差万別ですから、たまたま私が最近気になっていた
WPC+MOS2複合処理をトライしてみた。

そうしたら、色々と面白い事が判った。


そんな感じに捉えて頂ければ幸いです。