ZRX1100は、純正ステップ位置、高さ、が、かなり吟味されていたので
かなりの期間、純正ステップのままで乗っていました。
(この辺りはHPのプチ歴史辺りを参照にして下さい)


その後、ZRX1100には、あるショップのステップを装着しました。

このステップ、マシニング製作で作られている最近の製品とは違い
肉厚の素材を切り出した質実剛健とも言える昔風の雰囲気が特徴です。

マルチポジション設定はありませんが、その分、部品点数も少なく
シンプルな部品構成と、適切なステップ位置になっています。

また、他に無い特徴としてステッププレートとフレームを
固定するボルトは純正ボルト(鉄製)を使える様に
ステッププレートには、座グリ加工が施されているんですね。
どのような意図でこの仕様になったのか?は
直接聞いた事が有りませんので、私は解りません・・・

純正ステップから、このステップに変更したのも2011年現在では
随分前の事となってしまいましたが、装着当時は純正ボルト(鉄製)の
見栄えが良くないので、ステンレス中空ボルトに交換しました。


その仕様のまま、現在に至る訳ですが・・・・

ステンレス製のボルトなので、経年による錆びが無いし
見た目は、ボルトにかなり凝った加工が施されているので
結構気に入って使っていたのは、過去記事でも何度か触れてきました。



ただし、このステップだと、
純正ボルトを使う前提のステッププレートの座グリ加工なので
純正以外のボルトを使うと、ボルトの頭が少し飛び出るんですね。

この飛び出た状態は、何とかしなければいけないと思いつつ
不具合を感じる事態は起きなかったので、このまま使ってきた次第です。

このメーカーのステンレス中空ボルトを各所に使ってきましたが
ステムのクランプボルトのネジ山が伸びてしまったのを発見してからは
早急にボルト交換をしなければいけない場所の、優先度の順番に
使える予算の範囲内でコツコツと交換してきましたが
今回もその続きと言う事になります。



そんな訳で、今回もボルトの入れ替えを行いますが、
これまでと違うのは、純正鉄ボルトの形状を見ても解るとおりに
通常入手出来る規格に沿ったボルトとは形状が異なりますよね。

見た目の形状は、ディスクローターボルトにも似てますが、
各部の位置、寸法が特殊だったので、チタン合金でワンオフするには
とても高価なものとなってしまいますので(実はワンオフも考えました)
必要にして十分な強度を持っている純正ボルトを使う事にしました。

タイトル通り「純正ボルトへの回帰」と言う事です。



純正鉄ボルト1本当たりの重量は12.1g



純正鉄ボルトと中空ステンレスボルトの比較です。

両方共、M8×30mmのサイズですが、
かたや(鉄)中実ボルトに、もう片方は(ステンレス)中空ボルトです。

流石に、ステンレス製でこれだけ大きな穴の中空加工が施されていると、
強度的に重要部分の固定に使うのは、考え直した方が良いですね。

何事が起きてしまう前に交換する事としました。



交換作業に入ります。
純正鉄ボルトのネジ山と座面には、少量のomega青グリスを塗布して
中空ステンレスボルトと交換していきます。



まずはチェンジペダル側からボルト交換です。
ステッププレートからボルト頭の飛び出しは無くなりフラットになりました。



ステップ、ペダルを付けて、左側のボルト交換は終了です。

緑の矢印は、純正ヒールガードを装着する為のものですが
純正ヒールガードは、張り出しが大きいので私の好みではありません。

したがって空いている穴を埋める為のダミーボルトが付いてます。
(まあ、これもボルトの頭が出っ張ってますけどね)



続いてブレーキペダル側のボルト交換です。

純正ボルト1本を交換して、中空ステンレスボルトが1本残っています。
この先の作業した画像は撮影し忘れますたが
全てボルト交換を行い作業終了です。



取り外した中空ステンレスボルトの重量を計測してみました。

中空加工しただけあって、M8×30mmステンレス製でも
かなり軽量な8.3gですね。


交換後のインプレです。

結論から先に書くと、
もっと早く気が付いて、元に戻しておくべきでした。
ステンレス中空ボルトを純正鉄ボルトに戻して正解でした。


ステップの様に、大きな荷重を預ける所のボルト強度は
ステップに荷重を掛けた時の踏ん張り感が良くなっています!

左右にバイクをバンクさせる時に、ステップにグッと荷重を掛けますが
これまでよりも、一回りコンパクトな車体に感じられるほど、
バイクとの一体感が感じられます。

これ、私が必要以上に敏感に感じ過ぎている訳ではないと思います。


元々、このステップに使う事を前提とした純正ボルトに戻っただけですが
随分と散財したり、遠回りして、ようやく気が付いたのも
自分の貴重な財産と言う事にしておきましょう。


ステンレス素材においても、WPC+モリブテンショット複合処理で
新たなる価値を見出したので(と私は思ってますが・・・)
まだまだ色々妄想する事が有りそうですよ(笑)