フロント側のクラッチ&ブレーキフルードが交換時期になりました。
交換作業はなるべく湿度が少ない日に行う様に心掛けています。
使っているブレーキフルードは、いつものATE SUPER BLUE RACINGです。
ATE SUPER BLUE RACING関連記事↓
http://moon.ap.teacup.com/applet/933style2/20081227/archive

クラッチ側のフルードは、常にエンジンの熱の影響を受けますので
なるべくブレーキ側と同じタイミングで交換してしまった方が
交換し忘れを防げるかもしれないですね。
少しブルーの色が濃くなっていたので交換してしまいます。

上から見るとこんな感じ。
実際はそんなに汚れてませんが、元の色が綺麗なブルーなので
相対的に汚れて見えてしまうんです・・・

フルードカップの容量が小さいので、空にならない様に新しいフルードを
継ぎ足しながら、ワンマンブリーダーを使って
レリーズピストン側から古いブレーキフルードを抜き取ります。

余談ですが、
画像の様に、エアブリードスクリューを社外品のステンレス製の物や、
チタン製に交換した場合などに多いのですが、
エアブリードスクリューのネジ山が切削加工で作られている影響なのか?
ネジ山の隙間からエアが侵入して、抜いたフルードに気泡が混ざり
いつまで経ってもフルード交換が終わらない事があります。
こんな時は、エアブリードスクリューのネジ山に「シールテープ」を巻くか
「parmatexの高耐熱ネジシール剤」を使うとエアの侵入は無くなります。
気になる方はお試し下さい。

これで交換終了です。

続いてブレーキ側のフルードも交換します。
クラッチ側同様にブルーの色が濃くなっていますね。

フルードカップが空にならない様に注意しつつ、交換作業を行います。
左右のキャリパーから古いフルードを抜き取ります。
使っているキャリパーによっては、エアブリードスクリューの位置が
キャリパー内のOIL通路よりも低い位置にあるケースがあります。
フルードを継ぎ足しながら、フルード交換作業を行えば特に問題無いですが
マスター側のフルードカップが空になってしまった場合、
一時的にブレーキラインにエアが入ってしまい、キャリパーのこのあたりに
エアが溜まってしまいます。

こうなると、ブレーキタッチはいつまでたってもスポンジーなままで
かなり危険な状態なので、Fフォークからキャリパーを外してしまい
エアブリードスクリューの位置が一番高くなるようにして
グルグルと「混入したエアの気持ちになって」キャリパーを回転させます。
混入したエアはより高い所に移動しますので、その特性が理解出来れば
ブレーキラインのエアが溜まりそうな場所は幾つも無いので
順を追って作業すれば、エア抜き作業はより楽になるでしょうね。

後は、マスター側のバンジョーボルトの辺りにもエアが溜まるので
バンジョーボルトを少し緩めて隙間がらフルードと共にエアを抜きます。

自分のZRX1100は、最もシンプルな2本出しのブレーキライン構成ですが
SS系のバイクに良く見られる「h型のブレーキライン」は、
構造上、左右に渡すブレーキラインの真ん中にエアが溜まりやすいので
エア抜き作業には注意が必要ですね。
と言う訳で、フルード交換終了です。

リアのブレーキフルード交換の関連記事↓
http://moon.ap.teacup.com/applet/933style2/20090817/archive