ZRX1100の純正リザーブタンクは、サイドカバー左側の中にあります。

通常はサイドカバーに覆われているので、メンテナンスの際には
サイドカバーを外してからクーラントの補充などを行う事になります。

撮影時は、オレンジ色のスペシャルクーラントを使用していたので
リザーブタンクの色も若干オレンジ色っぽいですね。



ZRX1100の純正リザーブタンクを取り外し重量を計測します。
樹脂製と言う事もあり、かなり軽量でした。

純正リザーブタンク(純正品番:43078-1155)

重量・・・201g



「結城青春レーシング」にワンオフ製作して頂いた
チタンリザーブタンクの重量を計測します。

やはり、軽量で強度が有るチタン素材といえども
樹脂製のタンクよりは軽くは製作出来ませんでした。

むしろ、これだけ溶接個所が多く、構成部品の点数が多いのに
チタン背冷却水リザーブタンクがこの重量に仕上がった事が、
製作者の素晴らしい溶接加工技術を物語っていると言えます。

チタンリザーブタンク重量・・・415g



細部をチェックします。

リザーブタンクの容量を稼ぐ為にかなり複雑な形状になっています。

この複雑な形状を、実際にチタン板に展開してカタチにするのは
かなり大変だったはず・・・



リザーブタンクのホースジョイントの先は、
ホースの抜け止め加工が施されています。



チタンリザーブタンク内のクーラント残量を確認出来る様に
バンジョーで取り出しをワンオフ製作してあり、
中間部分を透明なチューブとして、リザーブタンク内部の残量を
目視確認出来る仕組みとなっています。

※バンジョーボルト:M10×P1.00




大気解放する側のリザーブタンクのブリーザーホース取り出しも
かなり複雑な凹形状に作り込んでいるのが確認出来ます。

ホースの抜け止め加工も、もちろん施されています。




クーラントの注入口は、注入口のフタとなるボルト外周部に
チタンの薄い板でカバーをして、クーラントの注入作業時における
周囲にクーラントがこぼれ難くなっています。

注入口のフタには、市販のステンレス製ボルトを
旋盤加工した物が使われています。

※M14×30㎜ P1.5



チタンリザーブタンクを、サイドカバー内に固定する為のステー部分は
ゴムブッシュとカラーを使い、振動対策が施されて耐久性を確保しています。



チタンリザーブタンクの容量は、正確には計測してませんが
樹脂製の純正リザーブタンクとほぼ同じ位の容量だと思います。




樹脂製の純正リザーブタンクを取り外し、チタンリザーブタンクを
装着してみました。

リザーブタンク内の残量を見る為に制作された透明なホースで
オレンジ色のクーラント残量が見えています。



元通りにサイドカバーを装着してしまえば、
バンジョーがサイドカバーの下からチラッと見えるだけで
ほとんど判らないので、控えめな感じが?個人的にはOKです♪(笑)