前回はシートの座り心地などについて記述した。一方で数多あるインターネット上の四方山話の中には長距離運転に適した車の条件などを記したものもある。その記事では何点か条件を並べていたがそれには概ね同意する。ただ強いて言うならそこに乗り降りのしやすさも加えたい。長距離移動では適度な休憩で身体を伸ばすことが肝になるのだが乗り降りが大変だとそれを躊躇するからだ。その記事では条件の一つに「一度乗ると降りたくなくなる車」とも書いていたがそれはたぶん意味が違う。


時は遡り昭和後期に作られた名車のような扱いを受けたり名車になり損ねたように扱われたりするスカイラインRSで当時は月イチで清里に行っていたがそのくらいの距離だったからちょうどよかった気がする。GTじゃなくてRSだから。

そしてたぶんアコードはそれよりだいぶオールマイティだ。マイティの意味は分からないけど。


そこでロングツアラーの観点から条件を羅列した記事に倣ってアコードを考察してみたい。

1.直進性…悪くはないどころかかなりいい。三段階に調整できるステアリングのアシストは結局+でも−でもなく中間がちょうどいい

2.パワー…200馬力でちょうどいい。トルクもちょうどいい。もっとあってもいいけどこのくらいがちょうどいい

3.シート…運転席は社外品に替えてしまったが純正シートも程よいホールド感で安定感と快適さのバランスがいい

4.視界…ミニバンやSUV全盛の今の時代では埋もれてしまいがちだが低すぎることはない

5.燃費…高速道路なら15〜6km/ℓくらいは走る

その他として意外と優秀な空力特性や大雨にも負けないちゃんとした屋根も快適性を裏付ける。

以上の考察でも分かるのはピュアスポーツのような特化したものはないけど凡庸であるが故に汎用でありながら中途半端ではない乗りやすさはロングツアラーとしても秀逸だと思う。


他方ムーヴキャンバスはどうだ。


1.直進性…軽自動車として標準的なものだと思うが悪くはない

2.パワー…過給器付きなので過不足なくでちょうどいい。もっとあってもいいけどこのくらいがちょうどいい

3.シート…前回も触れたがゆったりしているとは言えないしホールド感がいいとも言えないが座り心地は悪くない

4.視界…ミニバンやSUV全盛の今の時代でも埋もれない程度の視点の高さで見晴らしも悪くない

5.燃費…高速道路なら23〜4km/ℓは走るだろうと期待できる

その他はおいおい披瀝したい。


ちなみに電気自動車は今のところ候補にも上がってこないがエネルギーの充填時間とその消費量が改善されることがあれば決して魅力が無いものではないと思う。

何せ現状では長距離移動には圧倒的に不利なのがその魅力を全て打ち消している。市場に出回る台数が増えれば待ち時間も増え充填時間はさらに伸びることになるのは不安要素であり不満要素だ。