吸排気合わせて1本しかカムがないエンジンはかなり減りもはやほとんど絶滅寸前ではあるがかつてのホンダには1カム3バルブなんてちょっと変わったエンジンが存在し2カムばりの性能を発揮していた。

一方で岡崎スピード技術研究所はメーカーがシングルカムで開発したエンジンであるにも関わらず更なる高性能化を目論んで勝手にヘッドをダブルカムにした。すごいのはこのそれほど大きくもない会社が作ったエンジンは大人気でその納期は一説には2年とも3年とも言われている。価格が570万円もするのにだ。


しかしこんなエンジンを搭載してほしいと依頼された車屋さんはたまったもんじゃないだろう。搭載自体はいつもの作業と変わらなくてもボディやサスペンションがそのままでいいわけがないのだから。