最新型のシビックで変更になったのは

・エンジン出力

・サスペンション

上記の二つはいい方向に作用する変更。決していい方向には作用しないのが40kgの増量。EG型シビックからEK型にモデルチェンジした時にスポーツグレードであるSiRの増量分も40kg。土屋圭市はそのことに関しては酷評してたんだけどなぁ。


今回のモデルチェンジ…とは言ってもすでに1年半以上経過しているが…についていろいろな記事を読み返してみた。

エンジンに過給器を装備することで出力は大幅に向上させられた。車体を大きくすることでそれを受け止められる幅の太いタイアを装着できた。「鬼に金棒」と言えなくもないが同時にそれは「両刃の斧」とも言えるのではないか。

記事を要約するまでもなく物凄い速さを手に入れたのは間違いないがそれと同じ分だけスポーツらしさを手放した。運転席を見れば一目瞭然。

さてアルトターボRSのお話。サーキットを走る人もいるが本領を発揮するのはワインディング。そして市街地。それは絶妙な減衰力のカヤバのショックアブソーバーによるところが大きい。減衰力だけ上げて上辺だけ演出したワークス用のショックアブソーバーとはセッティングに掛けた手間が違う。それなのに社外品に替えようとすると一緒くたにされて共用部品しか手に入らないが目下の悩みだ。