おそらく最安値だった時期にそれでもさらに超破格値で手に入れる機会はあった。金額的には現行型大型重量級シビックのタイプR風より若干安いくらいの価格で。もちろんMTモデルが。

買わなかったのはとてもセンスよく乗っている自分が想像できなかったからだ。もちろん乗れば似合ったとは思う。でもそれは自分の意思じゃないんだから仕方ない。

先日装備も含め車体番号以外は全く同じと言っていい個体に出会った。3倍の値段が付いていた。


一方で迷わず買ってその後も26年もの長きに渡り乗り続けているアコードはいろんな部品を換えたり換えなかったりしながら今もなお快調に走っている。

明日にはちょっと時間をかけてちょっとしたメンテナンスをしてみようと思っている。

それにしてもイタリアンなメカニックの言葉にはいろいろと気付かされることがあるもんだ。人のブログを通じてしか聞いていないのにこれなんだから実際にお会いしてお話をお伺いしたらどれだけ学ぶことがあるものなのか。メカニックもすごいけどそれを世に伝える文章力もすごいもんだと改めて気付かされる。


ダンパーの設定を時に前後入れ替えてみるなんて発想すらなかった。前輪駆動車とレーシングライクなミッドシップマシンではそもそもの設定値が違うもんで一概に当てはまるもんではないし我がアコードに至っては標準設定とはばね定数を変えてもらっているので単純にどうこうできるもんではないけれどそのくらい大きく変えて様子を見る必要はあるんだと思う。

リアのキャンバーは車高なりにちょっとネガティブになっている。高速コーナーでハイパワーターボ四駆マシンを引き離すことがあるのはそのおかけだ。

そのために500kmとか1000kmとかで定期的にタイアの前後入れ替えを行っている。手間を掛けているわけではなくホンの気休め程度の気遣いだ。

それができる人間性を見てもらいたい。