それでは報告である。その前にまずはお詫びをしておきたい。察する力が高い人はすでにお分かりの通りある湖で有名なコメディすぎる生活を送るセミプロばりのピアニストの文章をおもしろおかしく使い回させていただくことがよくある。ごめんなさい。

アコードのエンジンフードはS2000とは違い当時としては極当たり前なスティール製だ。時代に先駆けていち早くカーボン製のものに交換しようと思ったが思っていたほど軽くなかったのでやめた。

少しでも軽くなればOKとも思ったがその後の装着車両の大乱立を見ると買わなかったのは間違いではなかったと安心した。とにかく本当に増えすぎた。

見た目のためだけに交換する人があんなにもいることに心底呆れる。


特に鍛えたことはないにも関わらず最高で75kgを超えていた握力も今はかなり弱まったとは言えそこそこの物ならだいたい手指で持ち上がる。たとえば10kg程度の金塊なら苦もなく持ち上げられる。トマトどころか半分に切ったレモンやグレープフルーツだってホンの一握りで簡単にジュースにできる。
その握力で頭のネジ切れたボルトを何本か外したことがある。
しかしホンダツインカムにやられたボルトだけは今の今になっても外せない。そのせいで純正のエアクリーナーボックスはきちんと取り付けることができずHKSのパワーフローも正規の取り付け方ではない方法で固定せざるを得なくなっている。現在の固定方法は創意工夫の賜物だ。見習ってもらいたい。


作業の話し。暖かくなった日を見計らってアコードのエンジンオイルの交換をしようかと思っていたらモビリオも交換時期に差し掛かっていた。オイル交換は嫌いではないがさすがに二台同時はめんどくさい。だからと言ってやらないわけにもいかない。

問題は二台まとめてのオイル交換よりも潤滑不良でスラストベアリングが摩耗するらしいアルトターボRSの方だ。すでに対策済みなのかどうかも分からないもんで一応ディーラーには連絡しておいた。たまたま知る機会があったから対応できたけど誰からもどこからもこれについての話を聞いたことがなかったので危うく期限切れになるところだった。



最後に特別にステンレスメッシュのクラッチラインを撮ってみた。これを換えたからって明確な違いが出るわけもなくエンジンルームの奥まったところにあるのでドレスアップに効果を発揮するようなこともない。交換が必要になったとしても積極的に選ぶようなものではないと思う。純正で採用されているのなら話は別だ。