ホンダアコードで1997年式と2000年式とを較べると細かな改良はもちろんされているが何よりマイナーチェンジで最優良グレードである『SiR-T』が廃止されたことが大きい。おそらくJTCCへの参戦を取りやめたことで2ℓ4ドアセダンが必要なくなったこととプレリュードが消滅したことで余ったエンジンを使わなければいけなかったことが最も大きな理由だったと推察する。

細かいところでいうとヘッドライトベゼルが黒から銀に変わったりテールレンズの意匠が変わったりした。販売当初よりもマイナーチェンジ後の方が熟成されているモデルは数多くあるがこれは前期型モデルの方が魅力的な数少ない車種らしい。他社はともかくホンダにはそれが多い。

一方モビリオは同じホンダ製でもそれには当てはまらない珍しい車だ。車両のデザインも内装も前期型より最終型の方がいい。ただし3列目シートのドリンクホルダーだけは甲乙付け難い。

せっかくなのでそんなモビリオのシートの後ろについて少し書いてみる。

特徴としては

・助手席の後ろにはポケットがある

・ポケットの中にはさらにファスナー付きのポケットがある

・3列目シートの後ろにはスピーカーが両脇にある

・2列目には大型のドリンクホルダー付きアームレストがある

・2列目はフラットにしてから跳ね上がると目隠しになる

・磁石なんかなくても落としたボルトは拾える

些細なマイナスポイントとしては1列目+2列目あるいは2列目+3列目にしても完全なフラットにはならない。フラットにならないだけでなく期待ほど背もたれは倒れない。足を伸ばして休憩するには事足りるけど。

いろいろ書いたけどモビリオのシートにはそれなりに満足できるというのが結論である。


昨日は一般道からも入れるので東名高速道路下り線の海老名SAに行ってきた。人気のメロンパンは人気があるだけで特別なものではなくなんてことはない普通のメロンパンだった。むしろ一般道からの出入口付近にあるクレープ屋さんこそお薦めしたい。