フィアットパンダクロス4×4での安堵感もかなりのもんだと思うけどモビリオのそれもなかなかのもんだと伝えたい。一説にはオデッセイのシートと同じと言われるそのシートは腰を掛けたその瞬間から安心感に包まれる。

アコードの方はと言えばレカロ社のおかげでその辺のルーズなシートとは一線を画す。

アルトターボRSのシートは同型アルトワークスに採用された中途半端なレカロシートと違いちょっとしたホールド感とちょっとしたクッション性がなんともちょうどいい。寒冷時用の快適機能が装備されているのも嬉しい。3気筒エンジンの鼓動や音にもちょうどいい暖かみがある。ちなみにこのエンジンは3,000〜6,000回転がいい。


話は戻ってモビリオも走り出すと全然俊敏ではないが遅くもない。2,700回転で最大トルクを発生するので高速道路を走るとちょうどいい。おそらく上位グレードよりも街乗りや高速道路の定速巡航は楽なはずだ。


以上のようにモビリオで明確にも言えることは"とてもあたたかくて幸せになれるクルマ"ということだ。ただしフィアットパンダクロス4×4のようにシートヒーターなどはないのでそこはアルトターボRSに任せたい。しかしそれも暖かいを通り越してすぐに熱くなるという噂の東京マガジンである。