数少ない友人ともほとんど連絡を取り合わなくなったもんであまり他人と関わることなく休日を過ごすことも多くなったがもともと他人と足並みを揃えるのは得意ではないのでとても気楽でとても寂しい。


先日は数少ない友人のひとりであるウメさんから画像が送られてきた。出たら買えということらしい。

しかしだ。あの形とあの性能だったから買っただけで別に〝プレリュード〟が好きなわけじゃない。

ちなみにウメさんはコクピットから9ヶ月でまた以前のタイヤ館に戻っていた。本人としては車好きが来るコクピットの方が楽しかったらしい。とは言えコクピットもチューニングショップてわけではないしどうせアコードやアルトターボRSのノウハウがあるわけでもないのでこちらとしては入りやすいお店にいてくれた方がありがたい。


過日数少ない友人のひとりであるラーメン屋「大鉢亭」に行ってきた。奥さまと二人で錐揉み飛行で切り盛りしている創業から37〜8年になるお店だ。前回と全く同じ銘柄で硬さも同じにしてもらった。

大鉢亭の駐車場には2010年式アルトが停まっている。お店の仕入れ用の車なのにマニュアルなのがまたいい。普段の移動はビッグスクーターなのがまたいい。自宅から約一時間。後ろに奥さまを乗せて。


アルトなんてパワーはないしシャシーだって決して上質とは言えない。だからこそタイアをきちんと使えないと絶対に速く走れない。パワーとタイアに頼るような乗り方じゃタイムは縮められても技術は向上しない。90年代の国産スポーツがブーストとポテンザのおかげでタイムが向上したのと同じだ。

大鉢亭の彼はその辺りもよく分かっているらしく余分なことはせずに乗っているので好感が持てる。


無理やり真似るとこんな感じになる。