朝の5時半には気温も20℃を超えようかって感じなので水温も早々と80℃を超えた。たぶん油温もそのくらいになってると思う。

誤解が多いが水温より油温の方が早く上がる。水温が先に上がるのは冷却水の方が熱を回収しやすい経路を通ってるからだ。


今回は珍しく途中道端でコーヒーを飲んだ。停めた位置から古い車が目に入る。日産の桜井眞一郎という人が携わっていた車だ。当時は当たり前すぎるくらい当たり前だったシングルカムエンジンだがこれがDOHCだったら…。もっともそれは現実世界に実際に実在しているのでいつかどこかで巡り会えるかもしれませんが。

そんな昔のマニュアルトランスミッションの車両に現代の6速ATを組み合わせることができたなら…。

さてそんな物陰の日産車のせいでまたしてもピンボケな妄想を披歴してしまったがエンジンの性能もさることながらトランスミッションの性能を大幅に向上させれば未だ一線級なのは間違いないのであながち無駄な妄想ではない気もする。


近所のバスが通る細い大通りの脇にはマブナやコイはともかくザリガニがたくさんいる川が流れてた。知らない子たちがスルメで釣っているのを横目に肉の破片で釣っていた。ちぎれにくいのでザリガニ釣りには豚よりも鳥類の肉片の方が相応しいようだ。ずっと住んでいる場所なのに知らない間に川の上には蓋がされきれいに舗装されていた。ザリガニと共に。もしかしたら川そのものが埋められてしまったのかもしれない。ザリガニと共に。

屋台ではないが近くにあったラーメン屋も蕎麦屋もなくなった。埋められたわけではないが。

面白いのは川を埋めたのに車道は全く広がらず川がなかった方の歩道が広がったことだ。仕組みが全く分からない。


ところで数年前に琵琶湖の蓮が全滅したらしい。これは琵琶湖だけの問題ではなく全国の川や沼や堀で起こっている現象らしい。植物のことは車のこと以上に何も分からないがそもそも繁殖しすぎて枯れた葉や茎が沈んで堆積したせいじゃないかと思う。ただ川面の蓮を半分くらい取り除いた場所でも同じことが起こったらしいので他にも原因があるのかもしれない。もはや蓮は絶滅危惧種なのかもしれない。

分不相応に欲張ると起こり得る当然の帰結だ。


スタッドレスから履き替えた時に比べ随分と減ったように感じたアルトターボRSのタイア。ノギスを使って測ってみたら前で4.1mmくらい後輪で4.3mmほど溝は残っていた。手元の資料では新品時の溝の深さは7.2mmほどらしいのでまだまだ問題はないのだけれど…指先が0.1mmの違いを感じ取れることに驚いた。どうやら指先はかなり繊細らしい。