燃費はそれほど向上しないのにトルクが減らされるだけのエコモードなんて使う必要も意味も価値もないと思っていたら湖しかない自治体に住んでいるダンディなピアニストは納車から10日程度で粗方使いこなせるようになったみたいですよ。さすがです。

しかしパンディが言うように考えようによってはシフトチェンジを存分に楽しめるんだからエコモードも悪いことばかりではないのかもしれない。

それにしてもフィアットパンダクロス4×4のオンデマンド式四輪駆動の作動原理までもすでに理解している理系脳のピアンディの緻密で理論的な分析はいつかじっくりと腰を据えてしっかりと聞きたいものだ。

一方でアルトは状況に応じて駆動力の前後配分が変動するらしいので少なくとも9:1では前後に分配されていることになる。発進時の様子をスロー再生してみると微妙に後輪の方が先に動き出すように見えるものもあるので状況によっては動き出す瞬間には後輪寄りに駆動力を分配することもあるのかもしれない。旋回中に下から登りに変わるような状況だと後輪にも駆動力が掛かっていることがよく分かる。


次いでフルオートエアコンについても写真付きで教えてくれた。実際にはCar Playについても解説してくれたがナビはあってもなくてもいいし音楽も聴ければいいのでどうでもいい。でもエアコンは風が出ればいいってわけでもないので気になる。

アコードは1℃ごとの調整だけど軽自動車のアルトはフィアットパンダクロス4×4と同様に0.5℃ずつ調節ができるので使い勝手がいい。

しかしモビリオに装備されているようなマニュアルエアコンも吹き出す風の温度を直感的に調節できるのでそれはそれで使いやすい。要は室温を設定するか風の温度を調節するかの違いだ。

つまるところどんな車に乗ってもそれぞれにそれぞれの長所と短所があって面白い。