理系で履修したことしか自慢できることがない技術屋さんと違って論理的に物事を解決する実務的で実用的な理系的思考のフィアットパンダクロス4×4に乗ったダンディ。略してパンダンディ。

そんなパンディはマニュアル車に乗るだけじゃなくマニュアルを読むのも好きなようだ。これは理系と言うよりむしろ文系だ。
イタリア語やフランス語やドイツ語で書かれたマニュアルを読むことはできなくても英語なら読み解くことができるパンディはディスプレイに表示される設定画面を読み解きつつ同じ車種の正規輸入車に乗る人からマニュアルを借り全てを白日の下に晒すことに成功したらしい。
しかしだ。その借りたマニュアルには〝重要な〟ページに付箋が貼られマーカーもされていたというが重要なページなら一度きちんと読み込んでしっかりと記憶に焼き付ける方がいいと思う。あるいはお手元の便利な機械には写真撮影機能もあるはずなのでそのページだけ撮っちまえばいいと思う。
でも研究や分析やそれらを基に思考する人はそれをするのが普通のことでそれができるからこそ優秀なのかもしれない。自分も早速付箋を買ってこよう。

ところでアコードは極々オーソドックスな機能しかないこととそれらのほとんどはその前に乗っていたプレリュードとさほど変わらないこともあって取扱説明書はほとんど読まなかった。
しかしアルトターボRSの場合は物珍しさや嬉しさもあってよく読んだ。XPERIAにはPDF版もダウンロードした。読み応え…は特にないけれど面白い。新機能がたくさんあったから。
でもせっかくの取扱説明書せっかくのマニュアルなんだから「こんな条件の時に作動します」なんてことも詳しく書いてくれているとありがたい。
特に駆動力の配分なんかは間違った情報が出回っているくらいだから少し詳しく書いておいてほしかった。
ちなみにアルトターボRS4WDはちゃんと発進の瞬間から後輪にも駆動力は発生する。前輪が滑ってから後輪に駆動力が分配されるなんてのは間違いだ。