鈴鹿サーキット東コースに続いては西コースについても教えてくれた。
普段がロータスエリーゼだとプジョー205GTiに手こずるらしい。
どんな駆動方式でもタックインってのは起こるけどその後のリカバリーがちょっと違う。
たぶんロータスエリーゼくらい出来がいい車だと軽くカウンターを当てればバランスが維持出来るんだろうけど前輪駆動車でそんなことしちゃうとそっちに進んでっちゃうから手は何もしないでアクセルを踏んどきゃいいんです。たぶん。
足が柔らかいと踏ん張りが効かないことがあったり揺り返しが大きいことがあったりするけどトータルで見た時にはメリットも多い。
固い足はメリットも多いけどデメリットも数多く潜んでいる。
シビックに乗っていたダンナはだいたい大きなコーナーでミスをする。回ったり飛び出したり。
裏を返すとそれだけ怖がらずに思い切り走れてるってことだから羨ましくはある。
とは言え日光の8〜9コーナー通称コージコーナーではプレリュードの方が幾分速く走れた。
通常は2速に上げないとレブリミッターに当たるけどリミットを1000回転上げてたのがここでは効いた。
行方不明になる3速を捜す必要もなくなったのでその分でも速くなった。
でもシティはそれ以上に速かった。
馬力は半分だったけど車重も半分くらいだったし何よりお店のデモカーだったから。
軽い車は小回りで距離を稼いだ方がいいと言われてるらしいけど確かにこっちが遠心力で外に引っ張られてる時に一台分くらい内側にいた。
そう言えば向こうはタイアもセミスリックだった。
こっちはこっちで遠心力に引っ張られるのを逆に利用して9コーナーの手前でちょっとだけアクセルを抜いて軽めのタックインが決まった時にはそのまま全開で走り抜けられるからストレートの伸びも違ったね。
ロータスエリーゼのように理想的な弱アンダーではなくけっこうがっつりとしたアンダーステアが出ることもあるが上手く走れると意外ときれいなニュートラルステアだったりする。
ほんまにドライバー次第やなぁと思う。えらそうな言い方ではなくて。