最終ラップまで繰り広げた接戦を制して優勝したリアライズの監督は近藤真彦。芸能界での評価と違いレース界での評判は上々だがリアライズコーポレーションは上場はしていない。それにしてもフェアレディらしさを見事に隠すこのカラーリングは日産勢随一だと言える。何をか言わんや…だ。


話は変わって土日だけでなく平日にも板橋まで行ってみた。土日より働く車は多かったがハイエースは少なかった。ハイエースがいないと都道318号線はずいぶんと走りやすくなるようでさすがに日曜日とは比べることはできないが土曜日とはあまり変わらない時間に戻ってくることができた。

さて祝日だったらどうか。


スポーツカーらしいと言えばスポーツカーらしいしレーシングマシンらしいと言えばレーシングマシンらしいけど格好いいかと言われると…

せめてもの救いはどこかのGT500マシンみたいに不格好ではないことか。

日産のGTマシンは格好いいけど市販車を実車で見るとそれほどでもないのもおもしろい。


さて日産セレナーデの発電用発動機だが使われているのはマーチサイズのエンジンらしいがどうせ発電にしか使っていないよなら軽自動車クラスのエンジンではダメなのだろうか。3気筒エンジンだからなおさらそう思う。

せっかくだからスーパーGTのフェアレディも日産独自の技術であるe-powerを使えばいいのにと思ったけど使えるエンジンは2ℓの4気筒エンジンだけらしい。要はセレナのガソリン車用のエンジンと同じってことだ。


トヨタはレクサスからこじんまりとした感じのスープラになり日産もGT-Rからフェアレディに変わったがホンダに至ってはNSXがなくなり一般向けに売られることがなかったHIVみたいな名前の車に変わりそこからさらに新しいNSXへと代替わりしそれが期限切れになると次に選んだのはなんとシビック。選ぶも何も走らせられる車が他にないんだから仕方ない。

それにしたって他のメーカーは前置きエンジンの後輪駆動なのにNSXから変わったシビックはご存知の通り前輪駆動。いくらエンジンもその搭載位置も挙げ句の果てには駆動方式も変更できるスーパーGTとは言え各メーカーの最上級のライバルマシンの中にちょっと前までカローラレビンのライバルだった車を出してくるなんてちょっと馬鹿にしてる。Gr.Aで言えばクラス1とクラス3の違いなのにだ。ついでだから調べてみたら搭載されているのはHR-420Eという市販車とはまったく無縁のエンジンだった。まあそれはそれで構わない。古くはシルエットフォーミュラーのスカイラインだってFJ20ETを積んでたわけじゃなかったし。

ただ一番の問題はどんなにレギュレーションに合わせて性能を上げたところでどうにもならない不格好さだ。

トヨタと日産はなんでシビックがスープラやフェアレディと一緒に走ることを承諾したんだろう。