営業部門が主体ではない組織の中で、

 

専門性が高く、

 

かつ泥臭い対人折衝が求められる不動産用地取得の業務は、

 

社内での理解を得られにくく、多くのジレンマを抱える。

 

 

自身の業務の価値を信じながらも、

 

周囲の無理解や非協力的な環境の中で、

 

集中力を保ち、

 

心をすり減らさずに成果を出し続けることは、

 

並大抵のことではなくて、

 

自分に鞭を打って言い聞かせても

 

息切れしてしまう。

 

 

そのような厳しい状況下で、

 

心を強く持ち、

 

業務を前に進めていくための「信念」「ブレない気持ち」「仕組み」について、

 

いくつか考えて整理して書き出(ジャーナリング)してみました。

 

 



 

1. 信念:自分自身の仕事の「意義」を定義し続ける

 

他者の評価に依存せず、自分自身の中に確固たる評価軸を持つことが、何よりも強い支えとなる。

 

 

「自分は、会社の未来の礎を築く仕事をしている」と心得る

 

用地取得は、事業の根幹をなす最初の、そして最も重要な仕事。

 

この土地がなければ、その後の設計も建設も、そして会社が将来得るはずの利益も生まれない。

 

短期的な視点では評価されにくいかもしれませんが、自分は会社の「未来そのもの」を仕入れている訳です。

 

 

「プロフェッショナルとしての矜持」を持つ

 

登記簿を読み解き、現地を歩き、人の心を開いていく。

 

この一連のプロセスは、深い知識と経験、そして人間力がなければ決して成し遂げれない。

 

AIや他の部署の人間には決して真似のできない、自分だけの専門領域。

 

その価値を、まず自分が一番に自分のことを信じてあげなければいけない。

 

 

「地域社会への貢献」という視点を持つ

 

相続もされず、活用されていなかった土地に新たな価値を生み出すことは、地権者(地主)にとっても、地域社会にとってもプラスになる。

 

会社の利益だけでなく、社会的な意義も大きい仕事であるという自負が、困難な折衝を乗り越える力になる。

 

そしてそれがまた自信に繋がっていく。

 

 

 

2. ブレない気持ち:外部の評価と自分の心を切り離す

 

社内の批判や野次馬の声は、自分の仕事の本質とは何の関係もないのですが、全く気にならないわけではない。

 

でも、それらを冷静にあしらうための心の持ち方が重要!

 

「理解されない仕事であること」を前提とする

 

そもそも、奴らはこっちの仕事の難しさや特殊性を知らない。

 

知らないがゆえの言動に、心を揺さぶられる必要はない。

 

落ち着け!俺。

 

経費について、

 

「来客用のお茶」と「手土産」の意味や違いが分からないのは、その次元でしか物事を考えたことがないから。

 

いちいち反論するのではなく、「そうですね」と受け流し、心の中では「お前らは何も知らないだけだ」と線引きする!

 

 

「沈黙」と「笑顔」を最強の鎧とする

 

言い返したくなるけれど、言い返しても、相手の理解が深まることは稀!

 

むしろ、感情的な反発を招くだけ!何度も嫌な思いをした。

 

これからは、

 

批判には沈黙で、野次馬には笑顔で応じる!

 

自分が彼らと同じ土俵に立たない!という、静かで力強い意思表示をしていく。

 

自分の時間は、反論ではなく、地権者との信頼関係構築のために使うべき。

 

時間がもったいない!

 

感情を記録し、客観視する

 

どうしても腹が立ったり、悔しい思いをしたりした時は、その感情をノートやブログにに書き出す!(ジャーナリング)

 

何に対して、なぜそう感じたのかを書き出すことで、感情を客観視でき、冷静さを取り戻せる。

 

 

3. 仕組み:自分を守り、成果を最大化する

 

精神論だけでは疲弊してしまう。

 

息切れしないように具体的な「仕組み」を作って、業務環境を少しでも改善していく

 

行動と経費を「見える化」し、記録に残す  

  • 活動報告書を「未来への提案書」と位置づける
  • 日々の活動報告を、単なる報告で終わらせず、「今回の訪問で〇〇という情報を得た。次は△△というアプローチが必要。そのために□□(手土産など)が効果的である」と、目的と手段、そして予測される効果をセットで記録し続ける。そんな風に、経費の正当性を証明する揺るぎない証拠をつくる。
  • 「Mさんのケース」のようなレアケースこそ詳細に記録する:
  • なぜそれがレアで、どのような対応が必要で、放置するとどのようなリスクがあるのかを文書化しておく。
  • 合理化の名の下に切り捨てられそうになった時、「前例」として提示できる材料にする。 
  • 自分だけの「聖域(サンクチュアリ)」を確保する
  • 集中タイムをカレンダーに登録する
  • 「外出」や「集中作業」といった名目で、頻繁な席替えや雑用に邪魔されない時間を意図的にブロックする!
  • その時間は電話に出ない、メールを見ないと決め、地権者情報の分析や、次の一手の戦略を練ることに集中する。
  • 【外部に相談相手を持つ】
  • 社内にいないので、社外に求める。日頃から付き合いのある司法書士や土地家屋調査士、同業他社の人など、自分のことや仕事の価値を理解してくれる人との繋がりを大切にして、情報交換や相談ができる関係を築いてく。(不動産部ZOOMや業界の人脈などは将来の独立時に役立つ) 
  • 後進が育たない問題への対策(=自分の業務の体系化)
  • 自分だけの「用地取得マニュアル」を作成する
  • どのような手順で地権者を調べ、どのようにアプローチし、どのような会話で信頼を得てきたのか。
  • 成功例も失敗例も含めて、ノウハウを文書化する。
  • いつか後進ができた時のための最高の引き継ぎ資料になるし、自分自身の思考を整理し、業務の質をさらに高めることにも繋がるはず。


AIが進化していますが、


AIは


アポイントを取ってくれませんし、


遺産分割協議の段取りをしたり


司法書士への仕事の橋渡しや整えや助手をしたり

 

同意書にハンコをもらってきてはくれません。

 


自分で


何度も現地やお客様宅に足を運び、

 

何気ない世間話を重ね、

 

少しずつ心の距離を縮めていく。

 


その泥臭く、人間力で切り開いていくあふれるプロセスが

 

この仕事の核心であり、

やりがいであり、

自分の最大の価値だと思っています。

 

 

周囲の雑音に惑わされず、


自身の仕事に誇りを持ち、

 

淡々と、しかし着実に歩みを進めていく!

 

 

これを宣言して、

 

リフレッシュして進めていきたいと思います。