理論的に
間違ってはいないからこそ、
それが
ダメなんだよね!
正しさよりも
今、大切なこと
が分からない人
は
残念ながら
場違いな正論で人を傷つける。
普段から人を見下したり
自分の方が上だ
という態度や目線から、
「私はあなたのためを思って言ってるのに!」
って言う偽善者の言葉は、
知識と理屈を駆使する口の上手い上司が
部下に対してよく使います。
特に、
短期で個人成績を挙げて昇格したが
本人クレームだらけという
営業系の上司の場合は、
数様的にも会社から崇められて
上の立場を与えられて
無敵です。
こういう上司が
部下を持って
何も本人の背景や事情も知らずに、
まるで
相手のために言っている様なフリした、
相手のためではなく自己満足の自惚れで
どんどん
相手を追い込んで
マウント圧迫をしてしまう様なテクニック満載の切れ味の良い言葉を連番します。
頭がいい人は、
相手よりも優位に立つための知識としての
相手を押し負かす言葉リストをたくさん持っています。
自分は正しい!だから相手が間違っている!
という様な
あなたの間違いを私が教えてあげます!
という姿勢は、
言われた側からすると
ありがた迷惑よけいなお世話
な
わけです。
夫婦間でも
モラハラという形で関係性が悪化したり
感情問題になります。
いかに
相手の感情に寄り添って、
正しく
思いやりのある言葉を選ぶことが出来て、
それを使って相手に伝えることが出来るか?
それとも出来ないか?
は、
伝える側の
価値観の問題です。
同じことを伝えるにも、
伝える側のバイアスをかける様な表現は、
相手に受け入れてもらえない。
でも
意外と、
言ってる本人は
それに気がつかない。
なぜ?
間違っている人に正しいことを言っただけなのに私は拒絶された。
私は正しいことをしているのだから
拒絶した相手が悪い!
ってスタンスでいると、
どんどんと
周囲から人が離れて孤立していく。
あと、
「そんなの常識でしょう?
普通は、〇〇でしょう?」
と言う、
誰の基準の普通なのだか全く分からない常識を持ち出す人。
いますよね!
そもそも、
あなたと私の常識は違います!
から。
落ち込んだり
悩んでいる人に向かって
「そんなに気にしなくても良い。気にしすぎさ」
って無神経な言葉も
やめてほしい。
綺麗事で
相手の立場に立っていない言葉は、
相手の心には響かない。
相手の
状況を一緒になって共感せずに、
軽い言葉で、
慰めている様な気になっている自己満足な人がいますが、
相手のテンションに合わせて
余計なことを言わずに
黙っていて欲しい場面でも、
評論家の様に
喋り続ける!
いくら喋っても、
あなたの正論は
何も思いやりもなく、
相手の感情に寄り添っていないですから!
そっとしておいて欲しい時にも、
正論は
理屈的には間違ってないかもしれないけれど、
その場面では
適切じゃないということに気がつかないままの
言葉の暴力
です。
場の、
状況判断できますか?
相手の感情に寄り添った
言葉選びできますか?
成功体験者ほど、
正論を振り翳してはいけない場面で
言葉選びを
誤ります。
自己満足は、
他人に迷惑をかけなければ自由で良いと思いますが、
人に迷惑をかけることで
達成感や征服感を得る人は
動物レベルと思います。
自分も気をつけます!
