今日は、

厚生局の年金審査課への詳細な情報提供は

しない方がいい!

というお話です。




最初は

丁寧に腰低く近づいてきて、

あとで

手のひらを返して

厚生労働大臣の名前や

国で勝手に決めた法律を持ち出して


日本年金機構で働く人の

ノルマ達成のため、


脅迫の様な連絡をしてくる人たちに

まんまとハメられました。


最初は正確な正体を隠して

国の機関を名乗って電話で

体裁よく近づいてくるから本当に始末が悪い!


そんな人たちに今回、

見事にハメられました。



ことの始まりは

昨年の11月ごろ、


048 600 07〇〇から電話があって、

「埼玉県年金〜何とか…」を名乗る人から質問を受けました。


それは、

15年ぐらい前に私が勤務していて

社長が夜逃げして自己破産した会社のことについての問い合わせでした。

その倒産のおかげで

当時、

私はその

後処理で大変な目にあいました。



先方が言うには、

当時の会社のことで

私とは別部門の

倒産直前の経理処理のせいで、


社員の給与から厚生年金の掛け金を天引きしておきながら

会社として

それを年金機構に支払わずに倒産しでいると言うのです。


実は、

私は

その会社の社長をしていた後輩から頼まれて

1年ぐらいだけ役員を引き受けていた時期がありました。


そもそも

厚生年金保険の保険料とは、

毎月の給与(標準報酬月額)と賞与(標準賞与額)に共通の保険料率をかけて計算されていて、

事業主(会社)と

私たち労働者である被保険者とが

半分ずつ負担します。


つまり、

その被保険者である社員の給与から

会社が差し引いて天引きした厚生年金保険料を


事業主負担分の保険料とあわせて、

納付期限までに

会社や企業が年金機構に納めるわけです。


で、

それについて何の問い合わせなんだろ?

と思いました。


最初は、

おそらく

私が面識もない当時の従業員の誰かが、

倒産時に給与から差し引かれた分の年金保険料の支払いが

年金記録を見て未納になっていることに気が付いて、

年金記録の訂正を

年金機構に申し出たのだと思いました。


今回の年金記録の訂正請求者の訴え内容を見て、


15年前ぐらい前の

リーマンショックの時に、

当時の会社が倒産したとき、

社長に可愛がられた役員たちだけは

計画倒産前に役員を退いていて、

私だけに負債を抱えさせて

夜逃げ自己破産をした後輩社長のM。


あのとき、

私だけが役員のまま

社長や経営陣が夜逃げして

そのあとは破産管財人の弁護士に呼び出されて

会社法違反だの何だのと

アレコレ突かれて

取締役としての責任追及の標的にされて、

受け取っていた役員報酬を

全額返納させられました。

(おそらく、そのお金は破産管財人の弁護士の収入にされてしまいました。)

当時は何も知らずに

散々な目に遭いました。


会社のお金で飲み食いして贅沢していた当時の社長と経営陣たちの裏で、

私は

受注やお客様との打ち合わせなどで休日出勤や残業をして売り上げ確保に必死だった。


さて、

今回の年金機構の調査に協力して、

私は

そんな倒産の時の

当時の処理や役員の担当業務について、

問い合わせの電話の相手に

私は当時の状況を、

出来るだけ詳細に丁寧に答えました。


面識はないけれど

迷惑をかけた従業員さんの年金記録の訂正について少しでも協力出来れば良いなあと

思っていました。


問い合わせをうけた電話のあと、


しばらくすると

先方から封筒が届いて、





また関連の

質問が書かれていたので、

出来るだけ細かく回答を記入して

すぐに返送しました。


質問の中で、


自己破産して逃げた社長Mの

倒産時の共同経営者として、

当時の専務のTが新しい会社を設立して

倒産した会社の従業員たちをそのまま引き抜いて

何食わぬ顔をして

負債を私だけに

なすり付けていたことが分かった。

15年以上も経って初めて知った事実!





厚生年金法の第100条の2だか5だか

と書かれていました。




質問に真面目に答えて

返送しました。



そうしたら、

なんと!


3ヶ月後。


今度は

こちらの事情には関係なく、

手のひらを返したかのように、


その15年前に倒産した会社の社長の代わりに

あなたが当時の会社の未納の年金を支払いなさい!

と言う通知が来ました!

それも労働大臣の名前を使って。


※「厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律(平成19年法律第131号)

だそうです。


この納付支払い命令に背くと

10年前に倒産した会社名(そんなの別に影響ないけれど)と、

私の名前がホームページ上で公開されるというのです。


※「厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律第3条に基づく公表について」


まずは

その金額支払い人(納付義務者)として申出書を提出するように通知が来ます。

早くしないと金額が加算されるだの

インターネット上に名前を公開するだのと

脅かしてきます。


そして

金額支払い人(納付義務者)としての申出書を渋々郵送して

登録すると、

今度は直ぐに支払い振込票が

郵送されてきます。



これを払わないと

督促料が加算されて、

最終的には財産差し押さえをします!

と書かれた通知が来ます。


年金機構のノルマだかなんだか知りませんが、


向こうの調査に協力してしまうと、

あとは後半に

とにかく脅されて、

納付義務者に仕立てられて

払わされるハメになるのです。


本当にビックリしました。


マニュアルを使って

正義を語る勘違いの人だらけの

厚生局の年金審査課には

特殊詐欺の様に

まんまと

やられました。


10年前の

夜逃げ自己破産に巻き込まれた倒産の時の処理では

私も被害者だったのに。

(後輩が会社を立ち上げたという事で、そのあと頼まれて役員をした1年間の報酬はゼロ!

どころか

労力も今回の補填支払いでマイナスです。)


ということで

長くなりましたが、


他人から

保証人や役員を頼まれても

絶対に引き受けてはいけません!


そして私は今後、

厚生局からの問い合わせや

年金事務所の調査要請には

協力しません!


物価高やガソリン価格高騰

電気代値上げなどに加えて、

まさかの

国からの特殊詐欺にハメられた気持ちです!


こんな目に遭うとは

思っても見なかった。


ずっと年金保険料も収めているし、

真面目にやってるのに、

次々と国に

裏切られる気持ちで

いっぱいです。