会社が

エリートとして迎えている中途採用者たち。


だんだんと、

「俺たちはお前たちとは違う!

俺たちのおかげで会社が上手くいってるのだ。

俺たちが知恵を出してやるから

お前たちは動け!働け!」

という感じに

なってきました。


「俺たちがいなくなったら、

この会社はすぐに回らなくなる!」

という彼ら。


いい気分はしないけれど、

で?

って感じですので、

黙って静観しています。


本当に優秀でバランス取れている人なら

前の会社をなんで辞めた?

前の会社では引き留めてもらうことはなく

中途採用でウチに来た訳でしょう?



恥ずかしながら

実は私も、

過去の勤務先で営業成績が良かった時には

そんな風に

職場で上から目線の態度で

過ごしていたことを思い出します。


俺が支えてやっているんだ!

という勘違いです。


そうなると人間って

自然に態度が横柄になりますし、

行動も傲慢になります。


しかし

謙虚さを失った人の天下は

いつまでも続きません。





色々な会社で経験してきましたが、

中小企業が伸びている時に起きる勘違い

があります。


彼らが威張って

知恵を出してやってる!

って言いますが、

それは

知恵ではなく

知識や情報や理屈

です。


私は

知恵とは違うと思います。

インターネットの時代になって

コピぺや

パクリです。

パクリも理論も大事です。


素直に先人に学ぶことは良いことですが、

理屈や口だけ達者で実行できなかったり

応用が利かないと、

始末が悪い人になります。


偉そうな立派な言葉を並べても、

自分で実践しない人は

現場や顧客の前で通用しないし

人も育てれない。


言うは簡単。

やるのは難しい。


実際には

私たち実践部隊が

知恵?を出して仮説を立てて、

行動して試してみた検証と組み合わせて

試行錯誤して

結果を成果に繋げている。


その手柄を

あたかも自分が知恵を出した!

と言って結果も自分のものにする上司は

いつも存在する。


そして、

そういう

あたまデッカチな人を擁護したり

エリート扱いする社内評価が存在する。


そんな風に要領が良い人ばかりが

将来の経営者候補?

ポジションに昇格して行くと

着いて行く気にはならないし、

会社の判断決定にガックリする。


あたまデッカチの人ばかりで

会社の上が形成されて行くと、


組織の編成バランスが悪くなり、

イエスマンの

上目遣いのゴマスリ優等生発言ばかりで

問題解決できない様な

理屈っぽくて薄い幹部会議になります。


決定事項がヘンテコでも誰もおかしいって言わずに執行されるので

笛吹けども踊らず状態

になる。


なんでこんなにも素晴らしい理屈なのに

何で社員たちは動かないのか?

と不思議がる幹部たち。


理屈だけで

現場から離れてしまっていることに

気付けない人だけで会議ばかりしているので

ますます幹部と社員とは

距離が離れていく。


そのうち

社員たちから挙げられている

課題解決や問題解決が出来ずにいると、

会社の業績がピークになって

下がり始める。


給与を上げるため?

それとも正義をかざすため?



社内で

偉くなるために、


そんな幹部の仲間に入ることを目指して

じゃあ私もゴマスリすれば良いのでしょうけれど、

ほどほどで

いいなぁって感じです。


組織ですから

やりやすい様に賢く

ある程度の社交辞令な言動をするぐらいならまだしも、

気に入られ可愛がられて

トップに取り入るための

ゴマスリとかは過剰にまでやりたくないので、


役員手前ぐらいのポジションで

プライベートとバランスを

とりながらやってるのが気楽です。



私はあと10年〜15年ぐらい

ぶら下がればいいので、

こんな風にブログで愚痴りながら

実際は涼しい顔をして

黙って仕事をしていようと思います。


その間に、

今の会社に縛られなくてもよい為の

変わらぬ自分の軸を持つ!


そのために、

さらなる

資格取得と

お金がかからない趣味と

職場以外の仲間や友人を作っていきたい。


このブログで繋がった人も

それに含まれます。





センスや決断力や、

感性、想像力、

場の空気を読む力といった

人間特有の部分は、


経験や失敗体験や価値観形成が

影響します。


そして、

これらの能力は

学歴や偏差値とは

ほとんど関係がない。


これらの能力の発揮は

本人が実際に置かれた状況や

実際の場面に応じて発揮される。


地道に

部下育成をして

価値観教育を施して、


口を挟むが行動はしないという人


どんどん会社の隅に追いやって、


せめて自分の下で

真面目にやっている人が損しない様な

組織を作っていきたい。