(今日はダラダラ書きます。すみません。)
人事異動や組織体制変更の時期です。
私は、病院でいうなれば「総合診療科医」さん的な
立場になりつつあります。
総合診療医さんのように
年齢、性別、部署にかかわらず様々な社内の業務やクレーム処理、尻ぬぐいや
上司から仕事を丸投げされて困っている社員の業務支援。
部署間の隙間業務を誰もやらない問題や
部下の身体や心の問題に対しても関わります。
とにかく忙しくて、こちらの心身も疲弊しますが、
断らずに相談を受けて聞くだけは聞く!
という対応してきたことで、
最近は「仏の竹馬」と言ってもらえるようになり、
部署を超えた社員の人たちが、
「相談なんですけれど」とか「ちょっと見て欲しいんですけれど」とか、「これ、困ってしまって。」と言って、
案件やら作りかけの資料やら行き詰った仕事の課題を手に持って、
私のデスクにやって来ます。
でも、
部下の仕事へのアドバイスはしますが
部下の個別の不満は受け止めて聞いて
ヒントだけでシンキングタイムにして、
解消しなくていいと思っています。
ブログでも時々書いていますが、
回診や往診もあります。
メンタルがやられた他部署の社員をウチの部署で引き受けたり、
退職を切り出した社員の話を聞きにその部署に行くように上から指示されて個別面談に出かけたり、
(自分の部署に配属される以外の)中途採用入社スタッフの初期受入れ導入研修も総務部の下請けで(資料作成を含めて)担当しています。
1. 豊富な指導医クラスの医師のつもりでメンバー(スタッフ)の近くにいることについて
病院にいる総合診療医さんって、患者さんに最も近い位置で診療している医師さんであり、
いわゆるプライマリ・ケア、一次医療を担当しているかと思います。
それと同じように、
私が仕事の相談やメンタルリハビリを引き受ける時には、
メンバーやスタッフが私に相談しやすい距離にいて、雰囲気づくりをする必要を感じています。
必ずしもメンバーさんと同じ部署や机のそばに
私がいなくてもいいかもしれません。
必要があればまずメンバーやスタッフさんが私に連絡しやすく、
気軽に相談にも訪れやすいデスクであればよいと思います。
私の今のように、どこの企業でも
社内での総合部門長がいてもよいと考えます。
私のデスクは社内の各メンバーさんが訪れるところゆえに、
時として私が想像もつかない様なメンバーさんの心の世界と接する特殊な環境でもあります。
でも、
友だちの様な上司にはならない!
と決めています。
2.社内からのニーズにこたえられることについて
まずは自分の部下をマネジメントするわけですが、
コミニュケーションを目的として朝のミーティングのうちに全員と短く相互の会話をします。
仕事にも問題がなく心身ともに健康な人、
というより
口数が少なくて外見上は健康に見えるスタッフも、
リフレッシュマネジメントやメンタルダメージの予防活動を行う必要があるので、
休憩時間などの声掛けなど定期的なケアの対象となると考えています。
年齢、性別、そして部署や担当業務にかかわらず、
診察待ちの様に私のデスクに相談に訪れる目の前のメンバーさんと向き合って
順番に相談に乗ったりフォローやケアをします。
本当は私の担当業務とは異なる業務なのに
私のデスクに相談に来る人が増えてきました。
総務部、経理部、渉外部、技術部門、営業部部門、関連子会社などの社員や別棟のスタッフが
私のデスクに入れ替わりで面談にやって来ます。
なので
さまざまな社内各部門にまたがる多くの知識や技能、
そしてそれらを統合する全体着眼(大局)での問題解決能力を要求されます。
ただし、
あくまで私は
経営者や経営陣を目指さない中間管理職なので
経営者視点なんて持ちません。
なかなかうまくいかないのですが、
思い込みや先入観などの自分の価値観を用いることをせず
相手の価値観で一回話を聞かないと!
です。
やはりもっともっとスタッフの精神面の不調にも気を配って対処できるべきだなあと思います。
一見あまり仕事の問題はないように見える私の所を訪れる他部署の人々ですが、
そういう人に対してこそ洞察を意識して対応します。
私には解決できない様な全く守備範囲を違った問題や原因があるけれど、
「ここに来ればなんとかなる!」と思って、私のデスクを訪れている社員さんもいるかもしれませんので。
その原因には、
職族の上司や同僚さんのこと、社会的・経済的状況といった社員さんの背景が関与していることもあるかもしれませんし。
自分よりも上のポジションの人も向こうから相談に来ます。
(プライド?で向こうからは連絡してこない人もいますけれど。)
部下のための盾にはならないスタイルは守り、
経営陣にも意見は言うが
無理な直談判はしない。
相談ごとの話を聞いて
受け止めるけれど
聞き流す様にしている。
なのに何故か
本当に自然に総合診療医の様な中間管理職のポジションになりつつあり、
部署外の社員さんたちが私のデスクに代わる代わるやってくるという、その光景を直属の部下たちが毎日見ていますし、
次第に直属の部下のマネジメントがスムーズに進み、
メンバーたちは自主的主体的に行動して経験を積んで
自信をつけて成長し、自立していきます。。
ここまでくると、
自分にしかできない役割を担うことで自分の居場所を新しく作っていける気がします。
3. いろいろな人とよい連携が取れること
とは言え、相談に来た社員さんの問題解決を自分の仕事として過剰に抱え込んではいません。
自分が限界を迎えて、自分自身が悟りました。
話は聞いて、出来るだけ本人に9割は任せよう!特に部課とは友だち関係に成ってはいけないし。
あとは会社との間に入って部下を守る壁になってもいけない。
私自身が抱えて倒れてしまわないように、
自分の守備範囲を超えた相談や問題解決支援を必要としている社員さんには、
不安を取り除いたうえで専門部門に再度コンサルトすべきだと思っています。
話を聞いて内容を一緒に整理して
紹介状?を書くみたいに別の部門に橋渡しをして
取り継ぐ。
また、再コンサルトすべき社内部門すら私が判断できない場合、
最も問題解決の可能性が高い部門に再コンサルトしていきます。
きっと社員さんたちは、本物の総合診療医のように私が100%すべての問題解決の対応をしてくれることを必ずしも期待しているわけではありませんし。
社員さんによっては自分で相談が出来ないために、
適宜、私から適切な部署に連絡を取ってコンサルトしてくれることを期待しているだけという場合も少なくないです。
この連携や繋ぎのためには
中間管理職として、
トップや社内の役員や上級管理職や社内の専門職と深い信頼関係が必要ですが、
今までの言行一致の実績と信用信頼関係や経験を活かして
繋いでいくようにしています。
「竹馬がそう言うなら、きっとそうなんだろうなあ」
と思ってもらうのです。
私の部署は、
この他にもたくさんの仕事面の連携があります。
メインの不動産折衝や事業承継・相続などだけでも
担当社員さんを中心として司法書士、行政書士、税理士、土地家屋調査士、不動産業者、宅地建物協会の役員、建築士、地元農業委員会、区長、自治会長、水利組合、漁業組合、産業廃棄物処理業者、建材業者、中小企業診断士、銀行、法務局、市役所、水道局、県庁、電気業者、広告代理店、レンタル設営会社、警察を含め、
いろいろな職種の人々がかかわっています。
これらの人々とのよい連携も必要です。
同時進行でスピーディーにこなしていきます。
そうすると
暇な部署だと思われるのか、
他の部署でギリギリまで抱えて行き詰まった業務が
こちらに回されてきます。
折衝部門ですのでチーム営業やゾーン・オフェンス(ゾーン・ディフェンス)に
こだわっています。
単純人件費や効率だけを考えると複数メンバーで取り組むのはナンセンスに思われますが、
ペアやバディにして9割を任せて動かした方が
成果が出ます。
この辺を理解できない役員や他部署のマネージャーもいますが
そっちで教えず育てずに見切って
こちらに回してきたスタッフを成果に繋げているので今のところは大丈夫です。
社内でも多くの人がいて、
担当者や私一人の意見や判断で動いて仕事を進めることは基本的に不可能です。
疲れてしまった時に、
私自身が心を許せる同僚とのよい連携が必要なことも
しばしばあります。
相談に来た社員さんだけが私に相談して満足したり納得したりすればよいというわけではありませんし、
組織が上手く動くために他のメンバーと調整したり、
私自身が
自分に求められているメインの仕事や問題解決の目的や目標から
逸れていっていないかの振り返りも大切です。
4. 総合診療医的な立ち位置
私は自分のポジションの権限を利用して
従来と全く異なる原則を持ち判断して実践しているので、
他の部門長とは異なるアイデンティティーを備えている!と
心が許せる同僚たちからは期待されていますが、
プレッシャーです。
確かにマネジメントにおいては来るもの拒まず
人物に興味を持って観察して分け隔てなく
総合診療医的な立ち位置で社員たちやスタッフを接しているので、
他の専門部門の体育会系や能力主義や数字至上主義や結果重視の
社員使い捨て保身パワハラスタイルとはまったく価値観が異なっています。
今は社内で自分が出来る部分で力を発揮し、
相談に訪れる社員たちやスタッフたちに対して堅強なプライマリ・ケアを行って精神面を守っていくことは、
健全な組織運営にとって必要不可欠だと思いますし、
自分の試練だと思っています。
中間管理職の私は、社員さんたちのプライマリ・ケアの現場で仕事をする毎日なので、
社員さんの考えや期待など社員さん各自が持っている世界に接している時間が多いといえます。
ただ、それは接しているだけで、
本人に聞いてみなければリアルな深い部分までは把握できません。
社員さんの背景や人となりが分かれば、本人が望まない様な不要なアドバイスやコーチングも減るかもしれません。
そんなことからも
部下たちや社員さんたちと同じ基盤に立って、
悩んでいる部下や仕事やプライベートの相談をしてくる社員さんたちを
診ることができる総合診療医的な役割や機能は
重要に感じています。
自分の存在意義に価値を見出して、
自分を励まして
これからも仕事に向かっていこうと思います。
