短期間で少し成功すると、


勘違いして

現役時代のノウハウをもとに

コンサルタントとして独立して稼ごうとする人は多い。


特に

ノルマに追われて

ストレスの溜まる営業職から足を洗って

コンサルタントとして

自由にやりたいって考える。


私もそう考えた時期がありました。


でも、

現役最先端から退くと

どんどんと業界の前線から

置いていかれる。


情報も変わるし

法律も変わるし

補助金も変わるからです。


資格を取って

資格仲間のコミニティーや研修や懇親会で

情報更新をしていかないと、


すぐに

トレンドから遅れていく。






私は転職が多く、


自身のことで

県内外のハローワークでの失業手当や離職票の手続きやらを行ったし、

シニアの就職活動の大変さを実感し、

社会保険労務士さんの業務についての知識も身につけ、



面接や応募の

企業での戦略室で

大学生向けの会社説明会の運営や

新卒採用の一次集団面接官などを経験したり、


住宅会社の拠点長として

首都圏や地方での中途採用者の面接や採用育成に関わったり、


リーマンショック直前頃の

派遣会社の運営や

派遣会社への応募者の面接や登録や労務管理と

派遣先などの開拓や管理も経験しています。


そしてそのその会社の社長は

年末年始に夜逃げをし、

計画的な自己破産をして別会社に派遣社員を引き抜いた。

倒産した会社の役員だった私は

会社法を学んで

後始末をしたり、

管財人の弁護士に呼ばれたり

いきなり失業した直属の部下たちの給与の件やら、

その上、

10年以上過ぎた今でも時々

県外の労務機関から当時の役員として問い合わせの対応をしています。


それらの実体験をはじめ、

就活側と採用側の立場の経験と

知識の両方を活かせば、

就活や転職活動や資格取得などを目指す人に

色々なアドバイスが出来ると思って、


「キャリアコンサルタント」の

国家資格の取得を

本格的に

考えたことがあります。


資格コースのアカデミーの

説明会に参加しましたが、

理屈や作法みたいなことばっかりを磨く研修カリキュラムが多く、

資格を取るのに時間とお金がかかる割には

仕事の需要が少ない気がします。


「キャリアコンサルタント」の資格は

国家資格ですが、

取得しただけだと、

あまり実際には役に立たない。


キャリアコンサルタントの育成をやってるアカデミー系は、

完全に

資格ビジネスですよね。

国からも補助金が出ているのでしょうか?


宅建の資格を取った時にも感じたのですが、

キャリアコンサルタントの資格を取っただけでは

稼げない!






せっかく

資格を取っても、


実務経験のほかに

稼げるネタを常に与えてもらえる環境や

自分で築いたネットワークや

営業力や

認知度向上テクニックや

コミニュケーションチャンネルや

個人のお客様や法人クライアントに合わせて

週末や祝日や夜間に動ける対応力がないと、

全く

稼げないんです。


資格を取ることがゴールではないので、

そのあとの活動をやって

経済的に維持していくためのシナリオがないと

独立って厳しい。


私も現実を直視して、


子育て期が終わって

残債の返済見通しが立つまでは、


嫌なことがあっても

なんとか

サラリーマンのまま

あと10年ぐらいは

しがみついて、


企業内企業家として

我慢しながら学んで、


そのあとの

独立に備えようと思います。


資格を取った後に

最先端の情報に触れていることが

大切ですから。