2代目は

引退した創業者が存命中に

創業者からサポートを受けながら

ゆっくりと事業を引き継ぐことが出来るが、


3代目は

創業者からの企業価値観が

直接注入されてにくい。


そして、

2代目が3代目に任せる時には

油断もする?


「2代に渡って背中を見せてきたのだから

3代目は簡単だろう。」

と軽く見て、

3代目に対する2代目のサポートが

おなざりになってしまう?



その上

もし

3代目が技術系で

経営センスやマネジメント能力に乏しい場合、


3代目は

自分得意な部分には狭く入り込み

力を入れていけるけれど、


不得意分野では

改善や改革を進めにくい。


忙しがって、

不得意分野を

勤続年齢だけ長い様な現場の長老に

安易に任せてしまったり、

全体を見回して自分で社内調整をするコミニケーションの時間が不足しがち。



3代目が

それを乗り越えていくためには、


新しいことをやろうとした時に

他人の丸パクリではなく

自分の頭で新しいアイデアを生み出せるか?

だと思います。


それができたら

会社は生き返るし、

時代に合った改革も出来ると思います。





3代目の社長の会社だけの話とは限りませんが、



組織の下の人たちは、


上の人たちを見ています。



会社の経営陣や

組織の執行部が、


売る側やサービスを提供する側の

保身や思いつきや自社本位論理ばかりの

ブレブレの朝令暮改

ではなく、


買う側やサービスを受ける側の

人間の根源的な欲求に軸足を置いた

ブレない思考

できるかどうかを

下の人たちが見ています。


この春も

若い人が

上に愛想を尽かして

やりがいが無くなって、

気持ちが落ちて

組織から去っていく。


組織に残った人には

もっと負担がかかるという悪循環。


そういう部分に

3代目社長は

気がつけるか。


何事も

運が良いだけでは

長く続けて

いけない。