競走馬がレースに出走するときには、

それぞれの馬の

脚質(きゃくしつ)

というものが

勝ち負け予想をする時の重要な情報

となります。



脚質とは、

馬が競馬レースの位置取りの時に関する

癖と言うか気質のことです。


人間の800メートル走や1,500メートル走の場合でも、

始めから飛ばす人もいれば

最後に追い込む人など

人それぞれのレースの駆け引きの

特徴が表れます。



私の場合は、

競馬だと差し馬タイプです。


差し馬とは、

レースがスタートしたら

先行馬の

やや後ろに位置して走るタイプの

馬のことです。


馬群の中団から後方でチャンスを伺いながら

じっと待機していて、

最終コーナーを回って

直線に顔が向いてからの瞬発力が求められる脚質です。


また、

背後からスパートをかける時に

勝負所でライバルに進路を塞がれることもあるため、

勝負に遅れない様に

ライバルの様子を確認しながら

困難な問題をたくみに処理する

技量も発揮しないといけない

ポジションです。


競馬の差し馬の多くは

レース中にスタミナを温存し、

最後の直線で一気にスパートをかけて先頭に躍り出るようなパフォーマンスをします。

競走馬の瞬発力は

「切れ味」

とも言われ、

競馬新聞では

「切れ味が鋭い」

とか

書かれています。


50となった私は、

いよいよ人生の

第三コーナーあたりに

差し掛かったと思っています。


これからは、

最終コーナーを回る準備に向けた


切れ味が鋭い差し馬


いきたいと思います。


競馬で言う

差し馬

は、

その性質上、

直線の短い競馬場や

天気が悪くて馬場状態が悪い時には

苦戦する傾向にあります。


一方で、

レースそのものがハイペースになって

逃げ馬や先行馬が

軒並みバテてしまうような場合、

スタミナを温存している差し馬が

一気にレースをひっくり返す

ことも

よくあるため、



差し馬タイプの私としては、

人生後半で

高学歴の逃げ馬や

要領が良い先行馬たちを

逆転して抜いていく為に、


やはり天気と馬場状態や

レースで戦うメンバー構成を

よく見ておこうと思います。


私なりの

たくさんの失敗と経験を活かして、

大器晩成の人生に向けた

リ・スタートのために。





差し馬の私の後半戦は、

よりシステマティックに

決断を早く

行動しようと思います。


私の場合、

日常の些細な決断って時間の無駄だ

と感じるので、


服装なども

大体の組み合わせが決まっていて

それを順番に着ていたり、

食事も

決まったメニューがあったりする。


なので

周囲の人からは

一見決断が早いタイプだと思われますが、

過去の経験から学んだことを検証して

自然にパターンが決まってきているだけなのです。


ですがそれは、

失敗を恐れているからワンパターンを選択しているというよりは、

より自分にとってよい方向性を探るために

好奇心旺盛に興味を持って

人生の前半で色々なことを試して時間を要して試してきたから

理想的なピッチングフォームが固まってきた!

という感覚なのです。


若い頃は

経験値が少なくて、

石橋を叩いてばかりいて

決断するのが遅かった。

でも、

決断は遅いものの

将来に

よりよい決断ができる為の参考までに

たくさんの選択肢を自分で検討したり

試したりのプロセスを過ごせた。






私が

本物の差し馬になる為にも、

ピッチングフォームが固まったここからの後半には

決断はどんどん早くして

逃げ馬や先行馬たちを追い抜きながら、


自ら行動実践して

叩き上げて構築してきた判断基準の物差しを持って

時に大切なことはきちんと考えて決断して

上位入賞を狙っていこう!

と思います。