松本市と上田市の仕事の移動で
長野県の北部と中部を
周りました。
松本市から東の上田市へ。
この濃い緑色の山々が
もう少しで美しい
紅葉になります。
さらに東へ東へ。
農協系のスーパーには
県外ナンバーの車もたくさん。
県内には
農協系の大型の店舗も増えて、
果物や野菜の陳列量が多い。
農家さんが直接に売り場に
自分の生産者名が入ったシールが貼った野菜を
並べています。
物価高の世の中、
こういうのもコストカットの一つですね。
窓を開けて
スガダイラの高原道路へ。
風を感じ、
匂いを感じ、
音を感じ、
目で自然を眺める。
誰もいない何もない駐車場に
短い時間
車を停めて、
車から降り立って
自分の足で大地を歩いて
指で草木に触れる。
たった数分のひとときですが、
ゆっくりと時間が流れていた気がします。
そんな感じで
五感を緩くして
高原を楽しみました。
綺麗な空気、
高原の樹々の匂い。
静かな空間に、
時々
鳥たちの囀りに混じって
秋のコウロギや鈴虫の声。
緑と青と白い雲と
茶色の土の
コントラストが、
運転の
疲れ目を癒す。
菅平高原から
須坂市へ降りるルートで戻りました。
市街地から遠く離れた
高速道路や
信号待ちのない
秋の信州の三桁国道は、
ツーリングのバイクや
県外ナンバーの車が
スピード高めに走っています。
そんな中に挟まれて、
シフトダウンの
エンジンブレーキをかけながら、
ヘアピンカーブが連続する峠道を降りて
外気温がみるみる上昇変化するのを
車の温度計で
楽しみながら、
一気にふもとの市街地まで
下っていく。
五感を緩くしながら
安全運転で、
短い信州の秋を
もう少し楽しみたいと思います。