写真は、

千曲川の

立ヶ花橋の付近です。





もう少し右の方には北陸新幹線の

高丘トンネル(長野県中野市、延長6944メートル)の入口と橋梁、

橋の向こうは

信州中野インターチェンジで、


河川に並行した手前には

非電化のJR飯山線の線路があり、

橋の下の袂の

旧117号線沿いに立ヶ花駅が

ひっそりと埋もれ隠れています。


長野市の北東の端であり

中野市との隣接でもある

旧豊野町立ヶ花地区は、

他にも

インターチェンジから北信五岳道路に繋ぐ立ヶ花トンネルなどもあって、

縦横垂直に忙しい場所です。



この新橋が出来る前の旧橋の下で、


子どもの頃に軽トラで親父に連れられ、


北信漁業組合員の腕章を付けて


夕方から夜にかけた暗い中で


練り餌とナツメ型のオモリをつけた仕掛けを


河原から親父がリール竿を川中に投げて、


竿を立てて固定して


竿先の鈴が鳴るのをひたすら待つ!


という


「鯉の吸込み釣り」


した思い出があります。



ここから本題です。



そんな河原を眺めながら車を走らせ、


今日は妻の週末ルーティンの


買い物に付き合って、


西へ東へ南へと近隣に


出かけてきました。



そこで見かけた季節のアイテム!


長野県の北信地方を中心とした


スーパーマーケットで、


これからの時期に


店頭にたくさん並ぶもの…、





ご存知の、


さばの水煮の缶詰です。



長野県は


海無し県なのに


さばの水煮缶の消費は日本トップクラス!


(根曲り竹の郷土料理に使うからですが。)



このメーカーのがダントツで安いので


お袋も「私は国産しか買わない!」


と言って


コレを買っています。



ところがコレ、


缶には黄金色で


「国産サバ」と書かれているのですが、



その下をよく見ると、


「ベトナムで加工しました」


って書かれています。



で、


さらに見ると、


「原材料名: さば(日本産)」で、



「原産国名:ベトナム」


と書かれています!



日本のサバを冷凍にして、


わざわざベトナムに運んで


ベトナムで加工して缶詰にして


また日本に輸入してるのです。



「缶詰」の原産国がベトナムってことで


「サバ」は日本産ってことで


結論は、


国産サバ!


ってことなのでしょうか。。


こういうの、


食品業界の裏側には色々と闇があるのでしょうね。



いつ獲ったサバで


どのぐらいの期間を冷凍保存されて


缶詰めにされてからも


保存食的に長めの賞味期限ですよね。



そんなことを言い出すと


キリがないので、


庶民は身の丈に合った価格の食品で


生活するしかないですけれど。



熊本産アサリや


静岡県の漁港の魚横流しや


ズワイ蟹などの水産物をはじめ、





鶏肉や牛肉なども含めて、


その他の地域でも


産地偽装問題を見かけますが、



この


産地問題って不思議です。



結局は


騙されて買う人がいて


売れれば何でもイイってことですか。






長野県の農家として


果樹や米や野菜を作っている立場からすると、


産地偽装なんて


あり得ない!のですが、



少しでも高く多く売りたい気持ちから、


不正なニセブランド表記がアリな生産者も多いのでしょうね。



消費者個人が


神経質になっても


仕方がないですけれど。