※超長文です。流して下さい。、
コロナ禍でストレスも溜まり
働き方改革の中で
リモート業務やワケーションも進み、
地方移住も人気ですが、
完全な地方移住ではなく、
若い世代向けのリフレッシュ型のワケーションや
隣接エリアを活用した
飽きの来ない熟年ライフエリア計画を
お勧めします。
地方移住3年目ぐらいまでの
田舎暮らしスタート組の皆様には
余計なお世話と言われると思いますが、
地方移住に夢を抱いて移住しても、
どんなに感動があって1年2年遊び呆けても、
3年で飽きます。
そして
この地方移住の生活に飽きた時が、
その後にも
移住成功となるか
それとも
失敗となるかの
分かれ道になると思います。
観光や旅行で訪れた時の
「心暖かい人々」は、
観光客に対して
と
移住者に対して
では、
態度が変わります。
長野県に生まれ育った私には、
仕事で県内各地や東日本の観光地にいて
聞いた話がたくさんありますが、
その中でも特に興味深い内容で
観光地ビジネスの貴重な話を教えてくれた
3人の友人がいます。
一人は
我が家から100キロ離れた軽井沢の友人。
コロナ禍で
今や地方移住のNo.1人気の軽井沢ですが、
真夏の軽井沢駅前のロータリー広場で、
小さい子どもの頃から
軽井沢に訪れる観光客相手に
ジュースを売るアルバイトをしていた
この友人は、
「高くても需要があれば物は売れる!
それも
小さい子どもが
露店で麦わら帽子姿の笑顔でイスに座っているだけで
勝手にジュースがどんどん売れる!
商売って裏表ある。」
と言っていて
印象的だったのですが、
彼は
その後に警察官になりました。
もう一人の友人は
新潟県の上越市の友人で、
直江津や谷浜の
海の家での
子供のころのアルバイトの話をしてくれます。
夏になると
海が無い長野県民が
長野ナンバーの車で海水浴に押し寄せる。
「パイプイスに座って待っているだけ。
レジャー需要があるから。
高いラーメンや高い駐車場に化ける。」
直江津や高田の人たちに、
長野県の海とも呼ばれる
新潟県上越市の海水浴場。
私も子どもの頃、
遠浅で砂の粒子が細かい谷浜の
海水浴場の海の家で、
育成会やご近所で出かけて
スイカ割りをした思い出が多い。
でも
意外にも地元の人たちは、
海は
いつでもいけるって思ってるから
近くに住んでいても
行かないそうです。
そして
彼は結婚し、
二人の娘さんが6年生の頃に、
「なるべく海の近くには家を建てたくない」
と言って、
海から少し内陸の高田駅の近くに家を新築しました。
3人目の友人は、
須坂市と上田市の境の
ラグビーの合宿地で有名な菅平高原の隣の
峰の原高原スキー場の別荘地で
ペンションを経営している友人。
冬も夏も観光ビジネスで
宿泊の需要がある。
「ネット環境さえあれば予約が入る!
今はコロナ禍で空前のキャンプブーム!
検索して向こうからやって来る。
食中毒の保険だけは
ちゃんと入っとかないとね。」
みんな、
自分が生まれ育った観光地の事は
良さも不便さも承知している。
私も
観光県の信州で生まれ育ちながら、
あまりスノボを持って
スキー場にも行かないし
わざわざキャンプもしないし…と
いう感じで、
車の免許を取得して3年は遊び回ったあと、
若い時代に
早々と信州の田舎に飽きてしまった!
(表面的な部分だけ見て。)
どんなに素晴らしい環境に住んでも
人間って新鮮さの賞味期限が切れたら
飽きるのは当たり前。
で、
問題は、
飽きたから終わり!で
逃げるのか、
それとも
飽きた上で
第二段階として、
その後も生活したり住む場所として
魅力を受け入れて、
3年以上長く住むことを選択出来るかどうか
です。
なんだか夫婦と同じです。
3年後をのりきれるか!
そういえば昔、
カラオケ全盛期の頃に
「3年目の浮気」
なんて古い曲がありましたね!
話がそれましたので戻します…。
地方の観光地の人たちは
レジャーでお金を落とす観光客には
優しいですが、
移住者には厳しいです。
間違いやすいのですが、
移住成功のキーは、
「移住の田舎暮らしや生活に飽きないこと」
ではなくて、
「地方の生活に飽きた上で、
地方暮らしを選択した自分である事を
その後も自分自身が
受け入れて生きていけるかどうか」
です。
周囲に増えてきている移住者の皆様と
自治会などで
話をする機会がある私からすれば、
移住者が地方の田舎に飽きるのは当たり前!
飽きた部分を
その後も受け入れられるかどうかが
試される。
「薪ストーブの中で
テレビを見ない生活で
幼い兄弟の子育てをしたい!」
と言って
海外赴任経験もあるご夫婦が
静岡から早期退職をして退職金で古民家リフォームをして
近所に引っ越してきたけれど、
田舎暮らし3年で
田舎の遊びに飽きたご主人は、
再び働き始めた。
そして奥様も自営業を始めた。
田舎にきて、
「給料が少ない」
「仕事がきつい」
「時間にルーズ」
「子どもが成長して
部活を始めて気がついたのは
田舎は義務教育後半以降の子育てには不便。
遠征への送り迎えが遠いこと!」
「人づきあいのルールが違う」
など。
地方移住の生活に
「期待外れ」
は
つきもの。
そうやって移住当初の熱が冷めた時に、
「期待外れで残念だった」
と
言う人は
結局
首都圏や都市部に帰っていくか、
同じ北信エリアの
長野市や須坂市や千曲市などの
エキチカに引っ越します。
田舎暮らしに飽きた人の中で、
その中で
それでも自分が田舎のルールに合わせてみよう!
という謙虚な人や
プライドを捨てられる人は、
この田舎に
そのまま残ります。
お金があるからって
自分のルールや夢の実現や
理想だけを押し通して生活できるほど、
田舎への移住は
甘くありません。
都会ストレスから逃げたい気持ちで
田舎暮らし生活への憧れが強い人や、
ネットや本や観光地経験などで
理想が固まっている人ほど、
田舎暮らし生活に
早く飽きます。
私もかつては
海の近くの暮らしにも憧れたりの
長野県民あるあるでしたが、
場所に限らず、
「憧れの一軒家に住みたい」
「海が近い場所に住みたい」
「山奥で渓流釣りをする」
など、
テーマやこだわりが強い人ほど、
田舎暮らし生活に
挫折しやすいと思います。
田舎暮らし生活には
寛容さと柔軟性が必要です。
自分の夢や計画や考え方や
教えられてきた常識やルールと
異なる状況が起きた時に
それでも自分を貫くのか、
地方の田舎のスタイルに合わせるのか?
自由ですけれど、
田舎で人口が少ないからといっても
自分のスタイルを貫くような人には、
困った時に
誰も力を貸してくれませんし
周囲も協力的にはなりません。
私もそうですが、
経験上
田舎の人たちは
一見して笑顔で対応してくれますが、
移住してきた人を直ぐに簡単には
信用しません。
少なくとも
昔からの先住者たちのスタイルに対して、
移住者としてのプライドを捨てて
田舎のやり方に順応しようとする姿勢や、
暮らし方や生活自治体を
尊重する態度の人が
好まれます。
当たり前ですが
田舎の人たちの生活に
上から目線で
土足で踏み込むような態度の人は
好かれません。
郷に入れは郷に従え
です。
地方の職場でも、
ご近所隣組でも、
謙虚に
様子を見ながら感じながら
田舎のルールに合わせ、
ドライに割り切って最低限の役割を
果たす人が受け入れられます。
ワガママで自己本位な人や、
移住して自分のお金で
自分さえ幸せになればいい
と
自分さえ良ければいいって考えている人は、
田舎に移住しても
長い生活では
人間関係やコミニティーを広げられません。
地方移住の生活が
失敗する傾向として、
「合わせるのが疲れる」
「田舎の人たちの考えに飽きる」
「田舎の人は自分には合わない」
という
おおよそ3年以内に感じる
"壁"
に対する
批判や現実逃避が、
移住取りやめ!
の残念な結果になってしまう。
その時に
諦めて
撤退して逃げるのかどうか?
です。
田舎暮らしの生活に飽きた時に、
田舎から帰るのか、
田舎に留まるのかです。
地方移住者が
移住の新鮮さを失って飽きるのは
3年と言います。
都会生活から逃げるように来た人は、
また飽きて
移住場所からも逃げることになると
思います。
地方移住とは反対ですが、
私がまさに2回も
「東京から長野に逃げて来た」
事例です。
三女が生まれ、
その後に四人目が授かった頃、
嫁姑問題が激しくなる中で
新潟県の各営業支店を
単身赴任で渡り歩き
現実逃避ばかりしてスランプに…。
嫁姑問題の仲裁を考えて
長野の自宅から通える長野オフィスへの異動を直訴して
長野に戻ったけれど、
家と職場の往復だけで過ぎて行く毎日に
嫌気がさし、
現状打破を求めていた時々に、
営業経験者の社長室付きの
東京勤務の抜擢があった。
渡に船の気持ちで
東京オフィス勤務に心を躍らせて
家族を置いて東京へ単身赴任しました。
新卒以来の2回目の東京に出て、
最初の1年は天国に来たような気持ちでした。
刺激があった。
でも
やっぱり3年で
長野に逃げたのかもしれません。
地方移住を夢見る人には
ゆるい地方の
開放的な海と空や大自然の山々は、
自由の象徴。
「世の中こんなにも自由だったんだ」
と。
しかし、
生きて行くには働かなくては。
田舎での仕事を本格的に始めると、
田舎暮らしの生活の
理想と現実のギャップに
苦しむようになります。
田舎での仕事は、
前職と職種が違えば
仕事を覚えるのにも時間がかかる。
地方では中途採用も新卒扱い。
都会での実績や経験は
田舎の会社では
求められないし
役に立たない。
中年の中途採用者には
新人と同じ雑用も回ってきます。
慣れない地方での長時間の仕事で
精神的にも
体力的にもきつくなって、
ストレスが溜まっていく。
仕事が嫌で地方に逃げて来た人で、
移住2年目ぐらいに
地方から逃げたい気持ちになり、
東京へ戻るための転職活動に失敗したからって
そのまま残っている人がいます。
仕事を辞めて地方に移住したような人材を
欲しがる様な東京の企業は、
簡単には見つかりません。
私たちは
山に飽きて海に飽きて
そして
村に飽きて街に飽きます。
当たり前です。
おそらく
田舎に移住して来てから1年程度は、
新しい環境での生活がスタートして
何でも新鮮です。
新しいショッピングモール、
新しいショップ、
新しい薬局、
新しいコンビニや
ディスカウントマーケットでの買い物。
ネットで調べた新しい食堂、
偶然に見つけた新しいカフェ、
地元で仲良くなった人に連れていってもらった
新しい居酒屋でのおしゃべりディナー。
行ったことがない新しい店を見つけたり
出かけてみるのはワクワクする。
でも、
移住生活が長くなると
近所や村や街に飽きますよ。
地方都市は開放的ですが、
東京や大阪などの都会と比べると
レジャーやショッピング施設や
遊びが少ないから。
電車もバスも少ない。
ミュージシャンのコンサートや
有名アーティストのライブも少ない。
スポーツ観戦やお芝居や
舞台などの催事も少ない。
たまに旅行で訪れる観光客には
何もないことが
田舎暮らしの魅力だと思いますが、
実際に生活をする移住者には
不便なことばかりです。
その、
不便さ
を受け入れられなければ、
地方都市に移住しても
生活が長続きしないと思います。
向上心や欲がある若い人や
刺激を求める人ほど、
地方に移住したら
早く飽きます。
若い男性、
若い女性、
若い夫婦、
中年の家族、
定年退職後の夫婦。
地方への移住者には
様々なパターンがあります。
若い人ほど、
早く飽きてしまい、
元の都市圏へ帰っていきます。
SNSで
「地方に移住しました」
「海も山もキレイ!毎日が最高です」
「今日の夕日だよ。ストレス解消で癒されます」
って
地方移住をネットで発信していた人も、
3年ぐらい経てば、
ネタもなくなり飽きて
移住初期の様な投稿をしなくなります。
若いうちは
旅行や短期間のホームステイや地方移住も
人生経験の一つ。
実際に住んでみて
地方移住が短期間で終わったとしても、
その移住が失敗だったことにはならない。
経験の全てが糧になります。
気が付いたことが大事です。
やってみたことが大事です。
私もそうでしたが、
憧れの別のところで暮らしてみて、
それを機に
色々と感じたり気が付いたり、
これまでが恵まれていたのだ
って分かると、
元の生活圏に帰ったり
もう少し便利なトカイナカに再引っ越しして、
移住を経験する前よりも
充実ライフを過ごせるようになるなら、
地方移住経験は
貴重な人生の通過点です。
若い女性の場合、
地方移住先で結婚しない限り、
ほとんどが移住前の首都圏エリアに帰っていきます。
20代のうちは
学校の先生や公務員の転勤や
村おこしや地方創生活動などで
地方にやってきた同世代の女性単身移住者が
周りにいたりするので、
孤独を感じずに移住生活を楽しめますが、
年齢を重ねると
周囲が結婚したりするので孤独になりがちです。
そうすると、
30代になる頃には
首都圏に帰るか、
そのまま
移住先の田舎暮らしで知り合った人と
結婚します。
軽井沢や白馬や高原やウィンターリゾート地の
アルバイトで
短期間に住み込みで働く人はいますが、
単身で田舎暮らし目的で移住して定住する人は
かなり少ない。
地方の暮らしの人たちは
家族を大切にします。
我が家もそうですが、
人口が少なくても
1世帯の子どもの数が多く、
2世帯同居住宅も多い。
田舎暮らしは
子どもたちと高齢者の距離感が近い。
特に若者との距離感が近いのが
長寿県の
我が長野県です。
田舎暮らしでは
単身での移住者は警戒されます。
口には出しませんが、
年配の人の中には
「都会や街で色々と事情があって、
目立たない田舎に来たのでは?」
と疑って考える人もいます。
夫婦での移住や家族での移住は、
単身移住に比べると
定住のハードルが低いです。
地元で仕事を始めたり
子どもが学校に転入したり
移住後に子どもが生まれたりすると、
一気に人間関係が広がります。。
ご近所に対しては、
何が目的で移住してきて
何をして生計を立てているかなどの
情報が伝わりにくく、
不思議で急な単身移住者よりも、
家族で暮らしている移住者の方が
地方在住の地元の人に
安心感を与える。
地方移住の生活は
3年で飽きます。
遅かれ早かれ
山、海、村、街、食、人の
全てに飽きます。
私もそうですが、
長年地方の
田舎暮らしの人も
地元に飽きています。
でも
「田舎暮らしに飽きた」=「地方移住に失敗」ではありません。
地方移住の田舎暮らしに飽きた頃が
移住失敗と移住成功の正念場であり、
その後にどうなるのか
の分かれ道です。
継続は力なりです。
飽きやマンネリを乗り越えて
3年後も移住を継続することは、
新しい発見や価値基準の変化に繋がります。
本当の田舎の良さは、
そのあとに分かります。
飽きてしまった時に
理想と現実のギャップを受け入れて、
飽きてしまったり
期待外れだった
地方移住での実情や、
その地方田舎で長く暮らしている
地元の人たちの文化やスタイルを称えて、
謙虚に生きることが
移住成功への近道です。
結局
大切なのは、
移住3年経過後以降の
忍耐力と
地元の人たちの文化や
移住の先輩たちの意見を尊重する姿勢です。
長々と生意気を失礼しました。
