夕食の時、
修学旅行学習係の末娘が、
「今日言われて、明日出せって!修学旅行の係のやること・・・」
「普段の授業の課題と重なって無理・・・」
とタメ息をついていた。
要領が悪いというか、
責任感が強いというか、
素直なのか頑固なのか意地なのか
手抜きが出来ないというか、
完璧に終わるまで時間をかけて頑張ってしまって
日常的に疲労ストレスになる傾向がある末娘・・・。
この子は、
”やればやっただけ報酬を得れる歩合給の営業マン”や
”人を使ってプレッシャーをかけながら自分の仕事をやらせようとする上司が存在する業務”
には、
きっと
向いていない・・・。
上司にムカついて、久々の晩酌でいつもより多くやってしまい、
やっとの思いで入浴そ済ませて
22時40分ぐらいになって寝ようと思っていた私ですが、
眠そうに子ども部屋から出てきてダイニングの椅子に座って
パーカーのフードで顔まで覆いながら天を仰いでいる娘を発見・・・。
「大丈夫か?宿題終わったか?」
と聞くと、
「まだ終わってない・・・」
と力なく答えた。
私は、
「修学旅行係の課題を、持ってきて!お父さんがやるから。
何をやればいいか教えて!
誰が調べても正解はないし、
成績には関係ないことだから
そっちをお父さんがやるよ。
授業の宿題は自分でやったほうがいいから。
そうしたら、早く終わるよ!」
塾の送り迎えの車中で少し話は聞いていたが、
学校の廊下に模造紙に見学施設の見所や内容を
修学旅行の学習係が模造紙に書いて学校の教室の廊下に張るらしい。
どうやら、その下書きシートを書いて明日の朝に提出しなさい!と
新任で張り切っているの社会の教科担任に言われているらしい・・・。
で、
教科担任が下書きをチェック後、
サービス残業で模造紙に清書するらしい。
下書き途中の筆圧の薄い小さな娘の字で書かれていたテーマは、
”金閣寺!”
下書きシートなら、俺が書いても大丈夫だな・・・
ということで、私はダイニングで1時間・・・
娘には明日に提出期限分までの授業の宿題に取り組んでもらい、
学校の先生から貰ってきた資料に
娘がラインマーカーを引いた部分を中心に、
私が下書きシートを埋めた。
まとめ方も、こうやって実際に
やって見せてあげると分かりやすいよね。
1時間後、
娘は宿題を終えてダイニングにやってきた。
ちょうど長女もオープニングスタッフの居酒屋のバイト初日から帰ってきて
遅い夕食を取りながらダイニングで一緒に3人で会話。
娘にまとめた内容を解説してあげた。
(私のほうも自分自身で勉強になった!)
娘は安心して笑顔を見せながら24時前には就寝した。
大人になってしまうと、
製作成果物の納期や締め切りや評価のストレスを抱えていることなんて日曜茶飯事ですが、
まだまだ小さなキャパしかない14歳になったばかりの生真面目な娘には
ストレスと疲労で気の毒な気がした。
気が付けば、膝の上に、
ニャンコが・・・♪
新しい制服を自分で洗濯機を回しながら
居酒屋オープンの初日のバイトで疲れた表情をしていた長女の
バイトの話も少し聞いた。
長女の表情に笑顔が戻って・・・
でもやはり疲れている様子で、
すぐ自分の部屋に行って就寝した様子だった。
色々と
情報を与えたり知識を ”教える” のは簡単だけれど
価値観を ”育てる” のは難しい。
”育てる” には愛情が必要だから。
愛情が無ければ
相手の心は開かない。
ましてや自分の思春期の娘たちの心は・・・。
”育てる” のは、
時間はかかるし手間も根気も丁寧さも必要だけれど、
こうしてコツコツ・・・
娘たちと関わっていける残された時間を大切にしていきたいと思います。
^^

