住宅ローンの金利は、3年固定タイプを選ぶと、最初の返済額が少ない分、3年後には確実に「金利が上がります」!
根拠ですが、固定期間の3年を過ぎ、3年前に金融機関が提示していた金利と、今の金利にほとんど差が無い(3年たっても景気が良くなっていない)にも関わらず、金利の見直しをした実例からして、間違いありません。
つまり、住宅ローンの金利自体は、6年前ぐらいからあまり変化していないのです。(景気が良くなっていないのが証拠ですが)
ここでいう、「上がる金利」というのは、ローンの契約をしたときの金利が変わるという意味のことです。
ローンの残金に対しての金利が変わるので、返済金額(通帳から引き落としになる金額)
が、変わるということです。
3年固定で最初のローンを組んだ人は、3年後には、同じように3年固定のローンを選択せざるを得ないのが現実です。
だって、家を建てて3年後の金利見直しのときに、今度は、10年固定にしよう!と思ったら、3年固定の金利よりも、ずっと高い10年固定の金利になるわけですよ。翌月から。
金利見直しのときに3年固定や5年固定や7年固定や10年固定金利の、それぞれを選択することを迫られるのですが、3年固定の金利の月々の返済額にして3年間過ごしてきた人が、急に10年固定には出来ないんですよ。
金利見直しのときは、新築してローンを組んだときに適用した金利の優遇特約などが切れるので、同じ3年固定を選択しても月々の返済が若干上昇します。それを5年固定や10年固定にしたら、2まんとか3まんとか・・・急に上がるわけですから。ボーナス返済をしている人は、それも上がるわけです。。
家を建てて3年すると、建物の固定資産税の減税優遇もなくなりますので、数千円から数万円程度ですが、出費がジワジワと増えます。
(毎年5月ぐらいに払うやつです。。)
そして、また、3年固定の金利を選択して3年が過ぎて2回目の金利見直しの案内が、金融機関からきます。(建築して6年後のことです)
また、金利の見直しです。また、月々の返済額が上がります。
6年経つと、住宅事情にも、色々と変化が出てきます。
「給湯器が壊れた」、「暖房機を買い換えた」、「エアコンを新しくした」、「ガーデニングに、はまった!」、「子供の自転車を入れる物置を買った」、「親と同居になり、手すりなど、足りない分を、カードのキャッシングでカバーするようになると、悪循環の開始です。
子供が小学生になると、まず、給食費の負担が発生します。
授業で使う教材費の集金、水泳の水着、体育着など、成長に合わせて買い替えです。
そして、家を建てて10年経った頃・・・、「ローン控除」(年末調整の際、給与から払い済みの所得税が戻ってくる、例のお金です!)が、無くなります。
忘れた頃にやってくる恐怖です。。
子育て世代が家を建てて10年後といえば、御夫婦の年齢が40歳にさしかかる頃です。
この頃、いよいよ介護保険料の支払いが発生し、月々の出費が、さらに増えます。(夫婦それぞれです)
子供の成長で、食べ盛りの食費も、想像を絶することになります。
「友達が通っているから、くもん式の学習塾に行きたいとか、英語教室に行きたいとか、水泳教室に行きたい!」とか・・・始まります。
(中古車しか乗れないとか、車検代も大変という生活がやってきます)
奥様も、パートで稼がなければなりません。
就職難で、20代でもアルバイトや派遣社員で働けない時代に、40歳前後の子持ちの主婦が面接を通過するのが大変です。
(公務員や介護福祉士や看護師などの資格がある女性は就職や転職も有利ですので、旦那様よりも稼ぎが多くなるかもしれませんので別ですが・・・)
子供が高校生にもなると、「毎月1万円の、おこずかい頂戴!」なんて子供に言われます。
(1万円×子供の数×12ヶ月=1年間の、子供のこずかい費用)
10年後、国の借金が急激に減ることは考えにくいので、国の財政は厳しいままでしょう。
消費税は、10パーセント?12パーセント?になっているかもしれません。。
35年ローンを組んでいても繰上げ返済ができる余裕や根拠が有る方はいいですが・・・。
(「繰り上げ返済」をしてしまい、お金が足りなくなってカードローンの高い利息を払うことはやめましょう!)
給与が、このまま横ばい以上で推移する自信がありますか?
転職しない自信がありますか?
最近、年金受給者が増加しているにも関わらず、年金を負担する若い年齢層自体が、「少子化」で減る一方ですから、年金制度が崩壊して、国からお金がもらえない社会になる可能性もあります。。
公務員の給与も退職金も減らす!なんて、ニュースでやっている時代ですので、退職金は期待できませんし。
35年ローンを、そのまま背負って、35年後に全額を完済する自信がありますか?
住宅ローンがあるのに自己破産したら、競売で家は処分されます。(競売)
二世帯住宅などで、親名義の郊外の土地に家を建てている場合など、近所の目があるので、夜逃げ引越しです。
住宅ローンを完済できる自信がなければ、少しでも、その建築総額を圧縮し、ギリギリの生活のやりくりを避けて、当初の月々の返済額を低く設定かつ、金利も10年固定や全期間固定金利の金融商品を選択することが賢明です。
お金が無いから、ローンを組むわけですから、建物にお金をかける部分は、優先順位をよく決めて、割り切ることが大事だと思います。