うちの会社は、大手住宅メーカーの看板を掲げているけれど、ある特定地域を販売エリアに決めている代理店にすぎない。


しかし、お客様のタイプには様々なものがあります。




【一例】


転勤で地方の支店(営業所)に赴任されていて、現在、私たちの会社の展示場の近くに住んでいるお客様がいます。


ご夫婦+お子様1人アパート暮らしです。


このお客様は、ご夫婦の実家がある名古屋市または、その西エリアに家を建てたいという計画です。


土地もありません。。



ところが、ここ(私たちの会社)からは電車(新幹線や特急を使用)や車(高速道路使用)でも、最低3時間かかります。


遠距離エリアでの土地探しから始めて、土地案内をして、土地購入の資金調達の相談から家の間取り作り・・・・。



気の遠くなる話です。



こういうお客様は、どの営業担当も、あまり好んではフォローしません。(私も、実は一度もこのお客様の家(アパート)に訪問したことさえありません)




◆理由

→ 

商談に時間がかかる、


土地確認などで交通経費がかかる、


ほかの管理顧客の打ち合わせもできない、


土地を紹介しても、ほかの業者で建物を契約するお客様かもしれない・・・など。




で、なぜ、私がフォローを続けているのか。。   2つの理由があります。




1.このお客様との出逢いから今日までの経緯が複雑である。


2.私の営業スタイルなら、ほかの営業担当よりはお客様に役立つ情報も提供できる。(たとえ契約に至らないとしても)




初回接客は7月末で営業部長の接客でした。


私がまだ入社する1週間前のことです。


土地なし客だから・・・ということで、接客後はそのままアンケートが放置されていました。


8月上旬に入社した私は、お客様の名簿が全く無い状態でしたので、このアンケートを部長から引き継ぎました。



入社4日後に電話をかけたら留守電。(メッセージ吹き込む)

  ↓

一週間後に電話したら奥様が出て、「まだ建てるのは先です」

  ↓

礼状ハガキを送付。その後、現場見学会のDMを送付。

  ↓

9月の完成現場見学会に来場。しかし、私が契約直前の商談客と打ち合わせをしていた間の来場で、またもや営業部長が接客をしました。


そこで営業部長が、勝手に約束をしてしまったのです!(無責任)


『営業のサムにお客様の希望の土地を名古屋で探させます!予算と希望のエリアを詳しく教えてください!』


部長の接客後、私への伝言は、・・・・「土地が決まれば、すぐに家を建てたいそうだ!」


その夜、私は担当者としてお礼の電話をしました。「今後、土地情報をお届けします」・・・・・翌日から数日間、名古屋の販売グループに電話して、(嫌な顔をされながらも)物件や不動産業者を紹介してもらい、情報をまとめてお客様に郵送しました。



翌日、お客様から電話があって、「ありがとうございます!もっと広さが・・・・・で、予算が・・・な物件をお願いします。で、道路が南向きで・・・」と、条件が細かすぎるぐらいの要望を伝えられました。


ネットでも情報を集めて、週に1回ぐらい、気合を入れて物件を郵送をしました。・・・・で、あっという間に1ヶ月がたちました。



そして、10月の完成現場見学会に、お客様が来場されました。が・・・、またもや、私がほかのお客様の対応をしている間でした。


またまた、営業部長が接客して、8割がたの案内が終了しているところに、私が戻りました。


この時点で、私はこのお客様とは初対面です。いきなりその場面から引き継いで接客を続ける勇気はありません。。



お客様に『いつもお電話ですみません!私がサムです」と挨拶をしたものの、部長の説明の横に居て、状況把握に努めました。



部長がお客様に説明を終えると、『では、先ほどにお話しましたように、この近所で建築途中の当社の物件がありますから、これからサムに案内させます。』


!!!!


初対面で数分しか経過していないので緊張緩和(アイスブレイク)もできていない状態で、お客様を建築現場に案内しなければいけない。それも、案内する予定の建築現場の様子がどういう状況下もわからないのに・・・・。



お客様の様子はどうか・・・?→どうやら、すでに家族でご自身の車に乗り込み、案内を待つ体制にはいっている・・・・。。。



私も営業マンの端クレだ!! 意を決して、案内に出かけることにした。。


(初めて逢ってから数分で、私が12年間乗ってきた色あせた軽乗用車で名古屋ナンバーの新車BMWを先導する状況(光景)も、切なかった・・・。)



で、期待通りに問題が発生した。。



建築中の現場には、業者さんの車が一台停車していて、玄関の鍵は開いていた。。


庭には廃材が散乱。。。玄関は木くずだらけ。リビングの入り口ドアには汚れがたくさん。。床の汚れ防止カバーも剥がれていて、フローリングもホコリだらけ。。。。2階では内装業者が壁を仕上げていて、見えないけれど物音がしている・・・。


お客様:「ドアって、工事中はこんな感じで、表がむき出しなんですね・・・」


当然、お客様は1階のリビングに足を踏み入れただけで、数分で帰った。


非常に気まずい空気が漂った。そのあと、内装業者さんにも、なぐさめられた・・・。「大工が、自分の仕事の効率だけを考えて仕事を進めていってしまうから、先にドアをつけてしまったり、床を貼ってしまったり。ほかの業者が仕事をするときに傷がついたり汚れたりするから、施主さん(建築主)もかわいそうだよ。」



しかし、これで終わらせてはならない。。。。 トップセールスマンになって実績を作るためには!!