(真の幸福とは何か?)
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〈幸福を開く六つのカギ〉
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第三に、「信念をもつ」ことである。
何が悪か、何が善か、分からない時代になってきた。
何があろうと、大聖人の言われるままに、厳然と「信念」を貫くことである。そういう「信念」のある人が、必ず幸福になる。
第四に、「朗らか」に、生き生きと生きることである。
「いつも文句」「いつもグチ」ーそれでは自分も周囲も不幸である。
いつも前向きに、はつらつと生きている。人にも「あの人と会うと元気が出る」「気持ちが明るくなる」と言われる朗らかさがある。その人は幸福である。
皆にも希望をあたえる。
奥さんに叱られても、「何か浪花節が聞こえるな」(笑い)。子どもの成績が悪くても「将来、だんだん良くなる前兆だ」(笑い)。
たとえば、そういうふうに、全部、よい方向に、よい方向に、捉えていく。その強さ、賢さ、明るさが幸福を生む。