南アフリカのマンデラ元大統領 | ゆきまさのブログ

ゆきまさのブログ

知っていただきたいことを、主に記していきます。

       (『未来対話』より)

           162

 

 ー マンデラ元大統領は、南アフリカのアパルトヘイト(人種差別)政策と戦い抜いた偉人です。

 

 二十七年に及ぶ投獄を経て、南ア初の黒人大統領に選ばれると、異なる人種が融和する「虹の国」づくりを進めました。

 池田先生とは、二度、会見されていますね(1990,1995年)。

 

 何があっても屈しない「正義の巌窟王」でした。その実像は、誰をも慈愛で包み込む「人道の闘士」でした。

 

 マンデラさんが、一万日に及ぶ投獄闘争を勝ち越えて、出獄した八か月後(1990年、10月)、東京・信濃町の聖教新聞社で、多くの青年たちと共に、盛大にお迎えしました。

 

 お会いした時の、あの「マンデラ・スマイル」を忘れることができません。

 

 マンデラさんは、出獄の日から、すぐに行動を開始しました。各地を飛び回り、”全ての人々が仲良く暮らせる社会を創ろう”と、民衆に訴えていきました。

 

 「のんびりしてはいられない。わたしの長い道のりは、まだ終わっていないのだから」と、休むことなく、自由を勝ち取る道を歩み抜きました。

 

 まさに、目の前に次々と現れる”使命の山”を踏破し続けたのです。

 

 マンデラさんのように、みんなも目の前の山を、忍耐と負けじ魂で登り切ってほしい。

 

 そうすれば必ず、素晴らしい理想の峰が見えてきます。