(『未来対話』より)
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ー いい機会だから、家族や先輩に、「好きな一節は何?」と質問してみてはどうかな。きっと体験を交えて、教えてくれるよ。
それは、一人ひとりの人生の誉れある信念の御聖訓ですね。
私が初めてロシアを訪問した折(1974年)、作家のミハイル・ショーロホフ氏(1905年~84年)と語り合いました。
その折の氏の言葉が忘れられない。
「大事なのは、その人の信念です。ある目的へ向かって、その人が目指していく力です。信念のない人は、何もできやしません」
今回は、この言葉を贈ります。
人は名誉や地位で偉いのではない。偉大な信念を持った人が、真に偉大な人です。
妙法の信仰は「究極の信念」の道なんです。